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経営のカギとなるQSCって? 飲食店とクレンリネスシリーズvol.1

リ・プロダクツ株式会社 代表の髙奥です。

掃除ロボットのレンタルサービスを提供する当社は、多くの場所での快適空間の提供、人手不足への対応、コスト削減を実現してきました。

おそうじレンタルを導入いただいている場所は、オフィスビルだけではございません。飲食店や介護施設、コンビニ、倉庫など、様々な業態のお客様がいらっしゃいます。

最近は、飲食店で、QSCの向上を目的に、掃除ロボットを戦略的に活用いただくことが増えてきました。

さまざまなお客様とやり取りしていると、「QSC/クレンリネスは大事」だと分かっていても、経費削減で清掃コストを削ったり、清掃作業自体を簡略化したりして店が汚くなる悪循環に陥っているお店も多いことがわかりました。

そこで、今回の記事から数回に分けて、飲食店のお客様に向けたお役立ち情報を発信していきたいと思います!QSC/クレンリネスに関する情報で、少しでもお店の問題解決につながればうれしいです。

そもそも「QSC」とは何なのか。今回の記事では、QSCの概要と大切なポイントについて、清掃のプロ目線で解説します。

1.QSCとは?

QSCとは、Quality(品質)、Service(サービス)、Cleanliness(清潔さ)の頭文字を取った言葉です。これら3つの項目を向上させればお客様に好印象を持ってもらいやすくなり、お店にもさまざまなメリットが生まれます。

まずは、それぞれの項目について説明していきましょう。

  1. Qualityクオリティ(品質)
    提供される食材や料理の品質です。料理のボリュームや価格などもQualityに含まれます。美味しい料理を安定して提供することは、お客様の満足度に直結します。

  2. Serviceサービス(サービス)
    お客様に対する接客の品質です。入退店時の案内や声掛け、提供スピードの速さや質など、スタッフの対応がお客様の食事体験を向上させます。

  3. Cleanlinessクレンリネス(清潔さ)
    店舗の清潔さのことです。不衛生な印象を与えてしまうと、料理を口にする際に抵抗感や不快感を与えてしまいかねません。一方、食器や店内などがきれいな状態であれば、安心して心地よいひとときを過ごしてもらえます。

2.クレンリネスを維持するのは難しい?

QSCの向上は、飲食店の成功の鍵と言われています。高品質な料理、優れたサービス、そして清潔な環境の3つを高いクオリティで提供することで「顧客満足度の向上」「リピート率アップ」「口コミによる新規顧客の獲得」が期待できるからです。

しかし、すべての項目を高水準な状態でキープするのは至難の業。人手不足や経費削減の観点から、料理や接客の質を重視してクレンリネスの見直しまで手が回らないこともあると思います。

調理や接客に関する情報は定期的にチェックしているけど、掃除は何となく従来のマニュアル通りやっている……という方もいるのではないでしょうか。何を基準に「清潔である」とするかは判断が難しいですよね。掃除とは似て非なる言葉、クレンリネス。無理なく快適な環境をお客様に提供するには、どうすればいいのでしょうか?

というわけで、次回は「クレンリネスとは何なの?掃除でしょ?」という疑問に詳しくお答えします!

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