武経七書のすすめ
先日、武経七書に関するブログを書きました。
ビジネス書は素晴らしいものがたくさんありますが、書籍から多くの事を吸収するには考える力を鍛えることが重要です。
武経七書は、長い間「人」と「集」(集団の力)にフォーカスして、その知見がフルに詰め込まれた素晴らしい書籍が集まっています。
武経七書を読むと、他のビジネス書籍から得られる情報量を増やすことができるようになります。
ブログで紹介した武経七書を紹介しておきますね^ ^
1.孫子
孫子についてはすでに読まれている方がとても多いと思います。孫子は中国の春秋戦国時代の孫武が記したといわれる兵法書です。
2.呉子
呉子も春秋戦国時代に記されたとされる兵法書です。これも読んでいる方は多いと思います。著者である呉起の生き様は、筆者の人生とよく似ているのでとても思い入れが強いです。
3.三略
「物事に対してどのように考えればいいのか?」についてどのように考えれば良いのか?という力を身に付けるのにとても役立つのが三略です。
4.六韜
六韜は、問答方式で文章が描かれているのでとても読みやすい書籍が多いのも特徴です。
5.司馬法
司馬法になってくると、書かれている物事についての考察が細かくなっていきます。
また、組織や人とのコミュニケーションに関する距離感について学べる事がとても多いです。
6.尉繚子
この書籍を読むと、大きな物事ほど大義名分が必要という考えについて面白い考察が得られるでしょう。
7.李衛公問対
李衛公問対は、これまで紹介した兵法書を全て読んでから最後に読むと良い書籍です。
李衛公問対は、数ある兵法書の中でもかなり後に作成されたとされるもので、これまで紹介してきた兵法書についての問答や考察が出てきます。
武経七書を全て読むには時間が掛かりますが、読み終えた後、「考える力」は格段に上がっています。
兵法書に興味を持っていただき、何か役に立つきっかけになれば幸いです。