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note に 「会社が好きな投資家」の旗を立てたい
株式投資、投資信託からあなたは何を連想しますか?
「お金」「マネー」ですか?
僕もそういう連想をずっとしてきました。株式投資、投資信託と付き合って約20年。株式投資、投資信託の「ジャンル」は「お金」「マネー」である、と。
2年半前には、こんな記事をつくってこのnoteアカウントの固定ページにずっと据えてきました。
たくさんの❤️をいただきました。ありがとうございます!
この種の写真をいくつか「みんなのフォトギャラリー」に提供しています。
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下のスクショの通り、多くの方が使ってくださっています。
ありがとうございます!
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多くの方(ほぼ全て?)は、株式投資・投資をテーマにした記事でこの写真を使ってくださっているようです。まあ、当然ですよね。
投資信託のブログポータル。
記事を眺めていると、「増えた、減った」「儲かった、損した」的な記事がズラッと並んでいます。
また、株式投資や資産運用を取り扱った雑誌は マネー誌 と呼ばれています。
「株式投資」「資産運用」「投資信託」=「お金」「マネー」
こうした公式が世間一般には染み付いているように感じます。
株式投資で大事なのは「勝ち負け」?
Twitterを眺めていると、毎日のようにこの種のツイートが見られます。
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この種の「勝ち負け」ツイートは、色んな人がたっくさんポストしています。
「いいね」等のリアクションもたくさん。
こうしたツイートの数々、リアクションを見ると、
株式投資・投資信託で大事なのは「勝ち負け」あるいは「負けないこと」だ
というのが多数派だと感じます。
自分の資産がふえているのか、へっているのか、確かに大事です。
保有している資産の評価が、上場会社なら市場が開いていれば刻一刻変化する株価、投資信託であれば毎営業日の基準価額を元に算出されます。この数字を見ていると「お金」に見える、「お金」と認識するのも仕方無いと思います。
でも、それは違うんじゃない?と僕は思っています。
株式に、投資信託に投資したことで僕たちが手に入れているものは「お金」ではありません。「株式」(投資信託の場合、債券等の可能性もありますが)です。証券会社の口座に表示されている 数値 の単位は「円」「ドル」になっていますが、それはお金そのものを示しているわけではありません。昨日、その資産を現金に換えていたらこの金額になっていたでしょう、という評価なのです。「価格」の話です。
ブログポータルを通じて眺めていた記事、Twitterのツイートもかなりの部分がこの評価、価格の話で占められています。note もほぼ同じ傾向だと感じます。
評価(価格)の話>>>>>>>>>>中身(価値)の話
いまナンボ?儲かっている?損してる?
自分の資産が今、市場でどう評価されているか、価格の話が圧倒的に多く、自分の資産の中身についてそれがどんなものなのか、という発信は極めて少ないように感じます。発信が少ないということは、そもそも関心、興味を寄せていない、ということではないか、と推測しています。
諸説あるでしょうけど:
株式市場においては、その会社が「将来」生み出す、創出するであろうキャッシュフローや収益を基に株価、評価される、
というのが僕の認識です。加えて、この評価、値付けは「長期で」当てはまっていて、「短中期で」は必ずしも当てはまらない、ごく短期であればランダムウォークするものだとも理解しています。
とすると、いまナンボ、今儲かっている、損してる。今の「勝ち負け」「価格」って本当に大事なのか、という疑問が浮かびます。短期であれば大事なのは想像できます。ただ、長期という時間軸を設けると、「勝ち負け」「価格」、大事?
興味、関心を向けるべきは、「将来」であり、投資対象が持続的に収益を生み出せるか、それだけの(「勝ち」ではなく)「価値」を持っているかだと僕は考えています。
1月はいわゆるグロースと目されている会社の株価が大きく調整していました。その種の会社への配分を高めているファンドは当然ですが基準価額が下落しています。市場の評価、値付けが変わりました。その評価を見て一喜一憂。短期なら分かります。でも、投資先の「価値」を基に資産を捉えている場合、価格(評価)が下がるのはチャーーーンス!という可能性もあるわけです。
下がっている基準価額、価格、減ってしまったっ評価を見て「憂」なのは、資産の「価値」に興味、関心を向けていない、「価格」と「価値」の違い:2つは別物 を理解していない、納得できていない可能性が高い。
「価値」をちゃんと理解している投資家で、特に毎月コツコツと買い足している投資家にとっては、高過ぎる、割高の「価格」の方が困った状況なんですよね。
その「価値」の源は何か。
投資先の「会社」でしょう。
会社で働く人たち、会社の事業内容、解決に取り組んでいる課題、パートナーや顧客。それらによって「価値」が実現されています。
つまり、「会社」に興味、関心を寄せる、向けたい。そういう思いを強く抱くようになりました。
こうした「会社」に興味、関心を向けているのが
です。
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(短中期での)「勝ち負け」ではなく、投資している会社の「価値」に興味、関心を向けていく。そうした「会社が好きな投資家」は非常に少ないというのが実感です。
というわけで、noteに立てたい旗を変更することにしました。
僕が今、noteに立てたい旗は「お金」ではありません!
note に 「会社が好きな投資家」の旗を立てたい
ここに至る思考のプロセスを書き残した記事です。
3万字を超える大作?ですのでお時間あればご覧ください。
「会社が好きな投資家」、非常に少ない!と書きましたが、この人!という方は何人か既にいらっしゃいます。
ということで、僕が選んだ「会社が好きな投資家」のリストをつくってみます。随時更新していくつもりです。
会社が好きな投資家 を選んでみました
note で発信されています
note の外
上記のリストは随時、追加していきます。