好きな動画
「振りまわされる(線状について・05)」という記事のなかで、彩りをそえるつもりで載せようとした動画があります。
エンゲルベルト・フンパーディンクの歌うラスト・ワルツです。
その記事ではなんだが場違いに感じられたので、載せるのは断念したのですが、見ていて、振れるし、揺れます。なにしろ楽しいのです。
踊っている人たちの笑顔が素敵で癒やされます。
1:28以降の踊りの美しさには、文字どおり息をのみ、圧倒されて、あれよあれよと見てしまいます。
この歌にはフランス語のカバー( La dernière valse )があります。
大好きだった(いまも好きです)ミレイユ・マチューの声は、難聴の進行した耳にはもう聞こえませんけど、記憶のなかにあります。
これも「振れ」なのかもしれません。振れは身体に染みこんでいて反復されるもののようです。
映像に触れて振れるというよりも、体のなかで振れが待ちかまえていて、つぎつぎと出てくる感じがします。それが瞬時瞬時起きて持続するのです。よく聞こえないのに。
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