女性ホルモンを補う食べ物
多嚢胞(PCOS)で必ず言われるのが、男性ホルモンが普通の人より多いということなのですが、男性ホルモンが少し多いだけで、抜け毛がかなり多くなったりしていろいろなコンプレックスが生まれます。
だからこそホルモンバランスはとっても重要です。
そこで今回は、女性ホルモンを増やすことはできませんが、似たような働きをしてくれる食べ物について紹介していきたいと思います。
①大豆食品
これはもう誰もが知っているものですね!🤗
大豆にはエストロゲンの分泌を促進させるイソフラボンが多く含まれているので、女性ホルモンを補うにはもってこいの食べ物ですね!大豆を含む食品は味噌、豆乳、豆腐、納豆と日本料理には欠かせないものなので、みなさん無意識に摂取していると思います。
ですが、一つ気をつけなければならないことがあります。
それは、「大豆はカラダを冷やす」ということです。
味噌や醤油などの発酵されているものはカラダを温める食品として分類されるのですが、特に水分を多く含む豆腐は身体を冷やしてしまいます。
冷えは女性の敵!
豆腐は健康食品だからと言って、食べすぎてしまうと逆にカラダの冷えのもとになるので注意が必要です。
そこで、私が今実際に行っている豆腐の食べ方を紹介したいと思います。
①しっかり水分をきって焼く
水気を切った木綿豆腐をオリーブオイルで表面の色が少しきつね色になるまで焼くと、周りがカリッとしてとてもおいしく食べる事ができます。
加熱することで、豆腐の「冷やす」性質を弱めることができるので、普通の豆腐がさらにおいしくなって、まさに一石二鳥!
野菜炒めなどに入れてもとても合いますし、私はお肉の代わりにそれを食べる事がよくあります。
②「温」の食べ物と組み合わせる
豆腐を焼かないでそのまま使いたいという方には、カラダを温める「温」の食品と一緒に食べるのがおススメです🙂
代表的な「温」の食品といえば、ショウガ、そしてネギ。
三つを組み合わせたものといえば”お味噌汁”または”冷や奴”ですね!
こう考えると昔の日本人って本当にすごいな~といつも敬服します。
和食ってバランスをちゃんと考えて組み合わされた食事が多いですよね!
冷たい豆腐でも意識してごまやネギなどを組み合わせれば良いだけなので、誰でも簡単にできると思います😊
②フラックスシード(亜麻仁の種)
こちらは海外の記事でよくおススメされています。
フラックスシードはフェトエストロゲンという植物性エストロゲンを多く含むことから海外ではヘルシーフードとして人気のようです。
日本でも一時期、アマニ油がとても人気になりましたよね!
アマニには食物繊維やオメガ3脂肪酸も多く含まれているため、体内のコレステロール値を下げるにも役立ちます。
ただ、ここで私がおススメしたいのはアマニ油ではなくフラックスシードです❕
アマニは熱に弱く酸化しやすい事で有名で、一度酸化したものを取り入れると逆にカラダのサビとなってしまいます。
そのなかでも特に油は酸化しやすく、摂取してしまうと動脈硬化を起こしたり、老化の原因にもなってしまい健康のためのはずが全くの逆効果になってしまいます。
ですので、油を使う際には熱を通さず、早めに使用することをおススメします。
それよりも私がおススメしたいのは、種を挽いてパウダー状にしたものです。日本ではまだあまり売られていないようなのですが、外国では多くあるのでそちらを日本からも購入する事ができます。
フラックスシードはその名の通りアマニの種で、新鮮さを保つためには種の方がおススメなのですが、食べにくい、消化されにくいといった難点があります。新鮮さが大事という方は、種のものを毎回使うごとにコーヒーのミルやすり鉢を使って挽きパウダー状にしたものを食べればバッチリです。
種のものであれば以下のようなサイトから簡単に見つけることができます😉
フラックスシードには特に味がないのでとても使いやすいです。食感はチアシードに似て、水に触れるとジェル状に変化します。そのため、海外ではプリンにしたり、スムージーに入れたり、とろみをつけるために使われたりするようです。
私が実際に行っている食べ方は、朝食のグラノーラに小さじ一杯と半分入れる食べ方です。
始めは大さじ一杯を入れてみたのですが、とても膨らむので満腹感がすごく食べきれませんでした😅
一つ注意する点を挙げるとすれば、水をたくさん飲まないと食物繊維が豊富なので逆に便秘になってしまいます。
ですので、フラックスシードを取る際は十分な水を摂取するよう、お気を付けください。
いかがでしたか?
他にも女性ホルモンを補う食品はありますが、今回はその中でも代表的な二つを紹介してみました。
興味のある方は是非試してみてください🙂