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🎵【聴くクラシック音楽入門】Vol.25~前古典派(1720年−1780年代)各都市の音楽活動・・・ナポリ編~


前古典派の時代、個々の作曲家の都市によって、ジャンル、創作時期など様々な様相を呈して音楽活動が現れてきました(*^-^*)

今回は、《ナポリ》を取り上げたいと思います🌿

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ナポリの音楽活動は、16世紀中頃に設立された4つの音楽学校と宮廷劇場、サン・バルトロメオとサン・カルロの両劇場でのオペラが特徴としてあげられます💡

この時期、これらの学校に学び、ナポリや他の都市のオペラ劇場で活躍する音楽家が輩出しました🎵

彼らの事を「ナポリ楽派」と呼びます(*^-^*)

早くには、スカルラッティ、ドゥランテ、ポルポラ、フェオ、1720年以降には、ヴィンチ、レオ、ペルゴレージ、ペレツ、ヨンメッリ、ドイツ人のハッセがいました✨


1724年には、サン・バルトロメオ劇場でメタスタージオの最初の劇作品《見捨てられたディドーネ》が上演されました🎵

それ以降、彼の劇作品は多くの作曲家達によって、作曲されて広くヨーロッパで上演されました(^-^)

ナポリ楽派のオペラもヨーロッパ中で演奏されました🎵

そして、3幕もののオペラセリアを基本としたこのオペラは2回ある幕間に上演される、喜劇の成立を促しました✨

特に、1733年、サン・バルトロメオ劇場でペルゴレージ作曲の《尊大な囚われ人》の幕間劇として初演された、《奥様女中》は人気を博しました🎉


ペルゴレージ作曲「奥様女中」 約50分。


18世紀後半には、ニコロ・ヨンメッリ、トンマーゾ・トラエッタ、ジョゼッペ・デ・マーヨ、そしてナポリ以外で活躍し、当地ではニコロ・ピッチンニ、ジョヴァンニ・パイジェッロ、ドメンコ・チマローザがフランスオペラやオペラブッファの影響を受けつつナポリ楽派の発展の要となりました🌿

そして、その後もナポリはオペラの中心地として存続していき、ロッシーニやドニゼッティなどの後世の作曲家たちの活躍する舞台となります(’-’*)♪


ニコロ・ピッチンニ作曲「チェッキーナまたは良い娘」Atto1

1:02:18

Atto2

1:05:14



ドメニコ・チマローザ作曲オペラ「太陽の乙女」の中からイダリアのアリア

8:10


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