🎵【聴くクラシック音楽入門】Vol.15~バロック音楽時代の「コンチェルト」についてのお話し~
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今回は、バロック音楽時代のコンチェルトについてお話ししようと思います。
まず、コンチェルトの語源はイタリア語のコンチェルターレ(共働きする)ラテン語のコンケルターレ(競争する)であるとも言われています。
バロック時代のコンチェルトには、大きく分けて2つあります。
1.コンチェルトグロッソ
2.ソロコンチェルト
1.コンチェルトグロッソとは
大きなコンチェルトの意味。
下記の2つの編成から成り、音色や音量を聴き比べる事が出来ます。
☆いくつかの独奏楽器から成る小楽器
(コンチェルティーノ)
➕
☆より大きな合奏群
(リピエーノ)
コレッリの作品6が始まりとされ、バッハの「ブランデンブルグ協奏曲」が有名です。
2.ソロコンチェルトはトレッリのコンチェルトグロッソ作品8の6曲のヴァイオリンコンチェルトが始まりです。
バロックコンチェルトの基礎である
急-緩-急の3楽章構成とリトルネッロ形式を備えていました。
リトルネッロ形式とは
オーケストラで奏するリトルネッロ(R)の間にソロのエピソード(E)が挟まれ、ロンド形式の様にR-E-Rと繰り返され、最後にコーダで締めくくる形式。
こちらはトレッリのヴァイオリンコンチェルト。
トランペットコンチェルト。
ヴァイオリン協奏曲は、これ以降協奏曲の中心となります。
トレッリ以降、ヴァイオリン協奏曲を書いた主な作曲家は
・ヴィヴァルディ
・ロカテッリ
・テレマン
・ピゼンデル
・バッハ
・タルティーニ
チェンバロ協奏曲の創始者はバッハ
オルガン協奏曲の創始者はヘンデルです💡
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