【実際やっていた】社労士試験合格を意識したスケジュールはこう作る!【立案と修正】
こんにちは!れんです。
前回までの記事で合格するために必要なスケジュールについてご紹介してきました。まだご覧になっていない方はぜひそちらもご覧ください。今回は前回までの内容をより具体的に当てはめて実際にスケジュールを組んでみます。
まず用意するもの
スケジュールを書き込むための手帳、スケジュール帳、カレンダーなどを用意します。
デジタル媒体の方がしっくりくる方は専用のアプリなどもいいですね。
なお、書き込むスペースが大きいものを選ぶことをお勧めします。少し味気なく感じる方もいるかもしれませんが、スケジュールを書き込むことどんどん自分色のスケジュール帳になっていきます。
一例としてはこんな感じのものを使うといいかもしれません。(参照:ちびむすさん)
私はこれをA4サイズに印刷し、透明で厚手のクリアファイルに入れていました。複数月見たい人はこんなのを用意するのもありですね。
書き込む順番
まずは1月分、以下のようにスケジュールをたててみましょう。
まず書きこむ順番ですが、以下の通りです。
1月で達成したい目標→決まっているスケジュール→予備日(カバー日)→土日祝日→平日。
まずはこの一月で達成したい目標を記入します。
初学者なら1科目インプットと基礎問題集を終わらせる、再受験者なら全科目横断で過去問を進める、これ位のざっくりした目標をその月の一番目立つところに書き込みます。
「一月分」という中期的な目標を自分の中にインプットして、意識付けをするためです。
次に決まっているスケジュールは学習に関連するものメインです。
例えばスクールの受講日などです。絶対に外せないものを先に入れて、その中でmaxどのくらいの学習に充てられるかをざっくり見てみます。
次に週ごとの予定を埋めていきます。まずは予備日です。スケジュールで一番失敗をするのは詰め込みすぎてスケジュール通りこなせず、継続をあきらめてしまうパターンです。
継続をするためのツールであるスケジュール管理のせいで、継続が出来なくなっては本末転倒ですので、予定がこなせなかった時の予備日は先に入れてしまいましょう。
私は金曜と日曜の夜は予備日にしていました。
なお、同じ理由で予定に書きいれるのは少し少な目のスケジュールでいいと思います。この辺りは以前の記事でもご紹介をしていますのでご参考までに。
次に土日祝日について当てはめていきます。平日よりは学習する時間も多く取りやすいのではないかと思いますが、平日の方が時間を作れる方はそちらから埋めていきましょう。
要は最もまとまった時間をとれる日を優先してスケジュールを当て込んでいくという事です。そして最後に残った平日を入れていく、という感じです。
いずれも最初に決めた今月の目標を達成するために必要な学習量を入れていきます。
まず初めの関門は、スケジュールを立てて実行していく学習習慣を作ることです。学習の習慣がついてきたら合格に必要なアウトプット量から逆算してスケジュールをたてていきましょう。
例えば、22時から23時まで勉強時間をとるという形ではなく、今日は国民年金科目を30問解く、という形です。アウトプット量から逆算してスケジュールに組み入れることについてはこの記事をご参考まで。
こうしてざっくりひと月分、スケジュールを作ってみましょう。
ここまでで一先ず、作る段階は完了です。
後はせっかく立てたスケジュールですので、実践してみましょう。絵に描いた餅にならないように、実践あるのみ!毎日予定通り継続あるのみ!!
…とはなかなかいかないですよね。少なくとも私は最初に立てた予定通りにはうまくいきませんでした。そう、大事な点はここからなのです。
スケジュールは作りっぱなしにしないで振り返る
1か月分予定をたて取り組んだ。すると絶対にできた点とできなかった点があるはずです。
例えば、できなかった点として土日はうまくできたけど平日は疲れで予定通りいかなかった、逆に平日は朝勉強する時間を作って割とできたが、土日は家事や介護、その他の事情で出来なかった等です。
そこに対して「なぜできなかったのか」をもう少し深堀して考えます。ここで、改善できる理由と改善できない理由があるはずです。
例えば改善できる理由はモチベーションの波が大きくできる日はできるけどできない日が全くできなかった、等です。モチベーションを高く保つ方法を考えるか、モチベーションに依存しない「習慣」による学習を入れるなどの対策が必要になってきます。
逆に、本当にやむをえない理由で出来ない場合もあるはずです。当然人それぞれの事情や環境がありますので、そこは無理せずに現実に沿ったスケジュールに修正をしていきます。
逆にできた点はぜひ継続をしていきましょう。毎日最低限これだけはできたとか、ひとまず1月の目標は達成できた、等。こういったのはモチベーションにもつながりますよね。
スケジュールを立てて実際にそれをやってみる事は、自分の学習を続ける上での環境・性格上の課題を明らかにしてくれます。ここを明らかにすることを意識してほしいのです。
この課題を明確にして埋めること、それがいつもの自分に「一つ上乗せ」できる一番のポイントだと私は思います。できたことを継続する、できなかったことを改善する。
出来ないことをできないままにしておくと、いつも同じ結果になってしまう。こんなことにもなってしまいかねませんので、ぜひ「いつもの自分に一つ上乗せ」。そのためにできなかった課題を一つでもクリアする。この意識でスケジュールを作成、実行、改善していくのがよいのではないでしょうか。
まとめ
私が実践していた合格を意識したスケジュールの作り方
① 一度スケジュールを作ってみる(まずは一月分目安。できれば時間ではなく量を目安。)
② 実際にやってみる
③ スケジュールを振り返って自分が出来たこと出来なかったことを振り返り、できなかったことの理由を考える
④ 出来たことは継続、できなかったことはできない理由によって改善できるものは改善する。それを次の月に取り組む。
Twitter:@ren_sharoushi
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