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積読は終わりのない旅のようだ。

現状の積読は14冊。
これは多いのか少ないのかわからない。
本を買う度にその本を先に読んでしまうため、残っている。とも言える。
全ての積読本は冒頭部分は読んでいる。中には途中まで読んで積んでいるのもある。先を読みたいけど時間が…とか何とか言いながら積む。
その積んである本からいくつか紹介する。

1.新潮 創刊120周年特大号

特大号なだけあり、村上春樹を始めとしたそうそうたるメンバーが書き下ろしている。Xで人気で手に入らないと知って、欲しいなと思っていた。だが、青山ブックセンターに行った時に聞いてみたらたくさん積んであった。これは!と思いすぐさま購入したが、分厚い冊子を開く気になれず今に至る。よくわからず手に入れたけど、連載が結構ある?毎月購入するものなのか…
まあいつか読む。(多分すぐではない)

2.あなたを選んでくれるもの ミランダ・ジュライ著 岸本佐知子訳

これまたXで見かけた小声書房さんからオンラインで、どなたか作家さん(忘れてしまってごめんなさい)の蔵書フェアで購入したもの。古本だが、かなりの良本。アメリカのフリーペーパーに売買広告を出した人々へのインタビュー集。これは、はじめ書き12ページは読んだ。面白そうだった。けどとりあえず寝かせることにした。なぜだか。わからないけど、時期がきたら読むだろう。(すぐではないだろうけど。)

3.時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 和田静香著 取材協力小川淳也 

これも書店のオンラインで購入したもの。
タイトルを見て、そうだ、そうだー!と思って即買い。いつもエッセイばかり読んでいるからたまには違うジャンルも読みたかった。50代フリーライター、コロナ禍でバイトをクビに。という帯文を読んで、これは他人事じゃないぞと。この本は近いうちに読みそう。(多分)

4.泣いたって変わることは何もないだろうけど パク・ジュン著 
 
本屋とほんさんで、毎月一冊、選書されて送られてくる。そのうちの一冊。
韓国の詩人によって書かれた詩や散文。パラっと読んだところ、とても静かで優しい文章。これは静かな場所でじっくり、一気に読み上げたい。と思い楽しみにその時が来るのを待っているところ。涼しくなって、秋深まった公園で読むのがいいかもしれない。とにかくこんなに暑い時に、この本は読みたくない。

5.夕べの雲 庄野潤三著

この本は庄野潤三展で購入した。家族の日常を生き生きと描いた本。45ページ読んでそのままだけど、今読んでいる文庫本の次に読むつもり。とにかく人の日常を読むのが好きなわたしには楽しみな本だ。

6.古本大全 岡崎武志著

書店のオンラインでサイン本があったのでつい、ポチっと。古本や古本屋のお作法のことまで古本について熱く語られている本。冒頭の「買った本、全部読むんですか?」の問いに「読むわけないだろう、全部なんて。」という答えが当然のごとく言っていて、気持ちが良い。文庫本だが、なかなかの厚みがあり、躊躇してしまっているが、読んだらきっと古本ワールドにはまること間違いない!だから逆に読むのがこわいところもある。

7.百年の孤独 G・ガルシア=マルケス著 鼓直訳

文庫化されたら世界が滅びる。と言われていた、あの傑作が遂に!のうたい文句にやられて、はい、買いました。ミーハー心がつい…でも読みにくいだの、読みきれないだの、挫折しただのと聞くと尻込みして、奥の方へ奥の方へ…
わたしは海外文学のカタカナの名前を覚えるのが大の苦手なんだ!!ではなぜ買った。
はて、読み始めるのはいつになることやら…

積んである本はもちろん、読む意思のある本たち。なのに、本屋やネットで面白そうな新刊が出るとつい購入してしまう。あー今日もあの子達が今か今かと読まれるのを待っているというのに。

積読をしている限り、わたしの読書の旅は終わらない。終わらせたくないから積読をしているのかもしれない。
なあんて言い訳をしながら、今日もせっせと積読を増やしてしまうのである。





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