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仕事をするということは人生の貴重な時間を使うということ

1月28日 晴れ

朝から気持ちよく晴れていた。好きな公園を抜けて、会社へと歩く。

仕事は事務職で、常勤の方達の補佐的な業務だ。
みなさんが働きやすいように、様々なお手伝いをする。嫌じゃない。役に立っている気がするし、機械的な動きはストレスを感じない。自分の思いや気持ちを入れないで済む仕事は、精神的に楽だと思う。向上心も必要ないし、淡々と業務をこなせばいい。お金をもらうのだから、無駄のない動きで効率的に仕事を行うことが重要だ。
でもそこまで頭は使わなくて済む。
そんな仕事。
今のわたしには、ちょうどいい。
疲れたり、ストレスを感じたりする仕事は疲弊してまた胃が痛くなるかもしれないし。

しれないけど。

もし学校図書館司書になれたら、きっと自分で色々考えて動かなくてはいけないだろうな。
先生も色んな人がいるだろうし、生徒だって様々だろう。必ずしもわたしに合う職場とは限らない。
きっとわからないことらだらけで、冷や汗をかきながら毎日必死に働くのだろう。勉強だってたくさんしなくてはいけないかもしれない。

「好きなだけじゃ働けないこともある。」

夫が昨日言った言葉だ。
確かにそうかもしれない。それは正論だ。

でも毎日、あまり頭を使わないで言われた通りにだけ働いて、わたしはいつか飽きないだろうか。
わたしって、わたしってそんな人だったっけ?

正社員で働いていた時は常に問題意識を持って、より良い仕事をするために尽力していた。
迅速に判断を行い、たくさんの人を引っ張っていった。

そんな毎日に疲れてしまったのは事実。
もうそんな風には働けないと匙を投げたのだ。

わたしはわたしのことをどれだけ理解しているのだろうか。本当はどうやって仕事をしていきたいのだろうか。

単純作業をしながら考える。
誰でも出来る仕事。
わたしが考えて行うことによってカラーが出る仕事。
どちらが今のわたしに必要なことなのか。
 
考えて、徒労に終わることもあるけれど。
考えて、考えた先に本当の自分と出会いたい。

どうやってわたしの人生の貴重な時間を過ごすのか。とても大切なことだから。

明日もいい日になりますように。




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レモン
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