桃林堂の小鯛焼き@表参道 南仏のデザート赤ワインとの五つ星相性
六本木の新感覚たい焼きに続き、クラシックなたい焼きを。
表参道の桃林堂へ。1925年に大阪府八尾市で創業し、翌1926年には上野店(東京都台東区)、1979年には青山店(現在の青山本店。東京都港区)に出店した老舗。小鯛焼き3個入960円を購入。
表面はパリッとした皮、やや薄めの生地でいて、玉子や牛乳の配分のためかパンケーキのようなモダンな雰囲気も。よくある鯛焼き生地のようにしっとりモサモサという感じではなく、なんともお上品な皮。一方で中身のあんこはクラシックな仕上げで甘みがこれでもかと効いている。それでも一つ一つが小ぶりなのでペロリと食べれてしまう。
M.シャプティエ, ビラ, オー バニュルス, リマージュ, 2020 500ml, 2,163円
M. Chapoutier, Rimage, Banyuls
香りにはローストを伴う香、ダークチョコレート、プルーンやレーズンのドライフルーツ甲殻類、鼻に刺さるようなアルコール香、微かにドライローズ。
味わいには凝縮感強くアルコールも強く、突き進むような果実味、喉にもアルコールが残るような感覚、ジャミーでまったりと熱いタッチ、歯にもびったりと残るような感覚。
桃林堂の小鯛焼きにワインを合わせる。あんこのメリハリの効いた甘味に、ワインのロースト香を伴うジャミーなフレーバーが驚くほどに調和。あんこにはバニュルス!鯛焼きの生地にも、ワインのロースト系フレーバーが相性良し。相性: ★★★★★