超簡単おつまみ餃子の皮ピザはシラスと魚肉ソーセージ ヴェルディッキオのミネラル
餃子の皮にお好みの具材を乗せてオーブントースターで焼き上げる。今回はお米で作った餃子の皮という商品。22枚入り。
手間なく、マヨネーズやケチャップを塗って、冷蔵庫に残った具材を乗せるだけで簡単に出来るのでオススメ。少しずつの量で色々な素材のコンビネーションを楽しめる。
さて、まずは2枚の皮の上に大葉を敷き、兵庫県産釜揚げシラスをたんまり乗せ、それぞれにチューブのニンニクとシチリア産アンチョビを絞る。
合わせたのはフランス ソーミュールの泡。
レ カーヴ ルイ ド グルネル, フランス・ロワール・アンジュー ソーミュール, 2,728円
Saumur Grande Cuvee Brut Les Caves Louis De Grenelle
使用されるブドウはシュナン ブラン 、シャルドネ品種。クレマン・ド・ロワール(広域のロワール地区のブドウを使用したスパークリングワイン)かなと思いきや、ロワールの中でも限られた区域のソーミュールのブドウのみを使用していて、敢えてクレマン・ド・ロワールを名乗っていない。
香りにはフレッシュなグレープフルーツ、レモンの柑橘香にほのかにひねたワラのニュアンスあるもほんのりスパイシーで好意的な範囲、ドライハーブも。
味わいにはみずみずしくほろ苦さがググっと立ち上がる、ハリのある果実味ありながらも一貫してドライでフードフレンドリー。
シラスアンチョビ、ニンニクピザにワインを合わせる。アンチョビで活力を増したシラスが、ワインにぶつかるときほんのわずかに生臭みが立つ。ニンニクも悪くはないが期待以上とはならない。相性: ★★★☆☆
続いて餃子の皮にオランデーズソースをたっぷりと塗り、シラスを乗せる。一枚には枝豆を、もう一枚には青のりを振りかけてトースト。こちらに合わせたのはイタリア マルケ州のヴェルディッキオ。
コッレステファノ, DOCヴェルディッキオ・ディ・マテリカ, イタリア, マルケ州, 2021, 12.5%, 2,310円 Collestefano, Verdicchio di Matelica,
標高420mの丘陵地、寒暖差の大きい畑で栽培される。有機栽培、醸造はステンレスタンク。香りにはカボス、ライム。大ぶりの梨。味わいは透明感高く、ピュアでフレッシュ、酸味が強くシャープ、余韻にはややはっきりとビターネス、ミネラル感豊かでやや堅牢な印象。トスカニーで購入。
枝豆シラス、青のりシラスピザにワインを合わせる。ワインのミネラル感が青のりのそれに調和。期待超えとはいかないが安心の組み合わせ。相性: ★★★☆☆
最後に、オランデーズソースの上にカットした魚肉ソーセージを乗せ、青のりを振ってトースト。合わせたのは山形県産シャルドネ。
高畠ワイン, クラシック シャルドネ, 山形県, 2022, 2,140円
1990年設立。高畠町は山形県内でも南部に位置し、南は福島県、東は宮城県に隣接する自然豊かな町。果実香は青リンゴが主軸、白い花が縁取りスリムだがしっとりと華やかさも。微かにスダチやハーブのニュアンス。風味はみずみずしくピュアな果実味、酸味は穏やかながら的確に存在し、穏やかな果実味を壊さない絶妙なバランス。余韻まで一貫してフレッシュで繊細、涼やか。フェリシティで購入。
魚肉ソーセージのオランデーズソースピザに。一部マロラクティック発酵されたシャルドネのふくよかな口当たりに、オランデーズのまろやかな口当たりが調和。焼かれた香ばしい魚肉ソーセージの風味ボリュームともバランス。相性: ★★★☆☆
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