革命のZOZOスーツと私のしまむらな青春

そもそも服って高すぎるよね問題。

話題のZOZOスーツを発表当日に注文したけれど、やっぱりZOZOで服を買う人はまだまだ少ないのだと思う。
毎日着るカジュアル服にしては、全体的に高いからだ。

ZOZOスーツを注文するにはZOZO IDが無くてはならないから、話題のZOZOスーツ欲しさに新しくIDを登録した人達が沢山いた。(Twitter)

そもそも日本のどんなにおしゃれな流行ブランドでも、タグを見れば中国製ばかり。
ペラペラな安っぽい生地や、毛100%ではない素材のセーター、もちろん既製品だからしっかりは作ってあるけれど、素人からしたら、どこの店も同じようなデザインで溢れていて代わり映えしないし、この布代や質にこの値段は見合うのか？となる。

雑誌では、30代を過ぎたら1万円以下の安物服を着るのは恥！と言わんばかりに、ブラウスで1万円、ワンピースで3万円、セーターで5万円、靴で8万円、コートで10万円、、なんて毎月簡単には買えないお値段が並ぶ。
(極端な例ですが大人女子が見るであろうGINZA、CLASSY の個人的な印象です)

質の高いはずのブランド流行服なのに、流行が終わりかけるとアウトレットでは1万円が2千円になる。安い！と思って買うけれど、それは既に流行遅れの価値の無い服だ。

そもそも2千円でも利益は出るから売り捌く訳で。原価はいくら？？となる。
宣伝費や人件費、製作費や素材費はもちろん盛り込まれてるけれど、2千円にできるなら最初からその値段で売れば？と不信感になる。

飾らない自分！シンプルが一番！断捨離で無駄の無い暮らしが美しい！とノームコアが流行り、機能的だけど無個性で最初は安物イメージだったユニクロのイメージがオシャレになり、安く上手に安っぽく見えない品良くオシャレができる人がWEARやインスタで賢いオシャレ達人であり、芸能人すらファストファッションを着こなし、｢高い服でオシャレになれるのは当たり前、安い服でオシャレにできる人こそ真のセンスあるお洒落人｣
一般人の味方のような新しい服の価値観は、憧れにすらなった。