見出し画像

本当の私と一致して生きるために休職して1年半も経つのに、結果が伴わない私へ

11月10日土曜日の朝10時。

約束したオンラインミーティングの時間に合わせて起床し、小腹を満たし、エクササイズを行い、急いでPCとスピーカーの電源を入れて画面の前で待機した。

ところが、1分、2分経っても相手が現れない。

念の為、LINEにメッセージを入れたが、既読にならない。

電話しても、繋がらない。

しばらくすると、相手から電話がかかってきて、電車の中で移動中のようだ。

「連絡できなくて、ごめん!実家に帰らなくちゃならなくて、連絡できなかった!夜でもいい?夜8時までに帰れる!」

電話越しの声を聞きながら、私は一番自分が今味わいたくない現実を目の当たりにしていることに気付いていた。


ポッカリ空いた予定とこみ上げてきた怒り

電話を切った後、否応なく向き合わざるを得なくなったのは、ぽっかり空白になった時間だった。

その日は11月10日。

他の仲間は沖縄のスペシャルワークショップで龍と共同創造したり、意識のスクールに参加していた。

私は、それらのどの波にも乗りそびれてしまったことに内心、薄々気付いていた。

どうにかして有意義な時間を過ごしたい。

そう思いながら臨んだオンラインミーティングは、私にとってはその日唯一の活動だった。

だからこそ、そのアポがすっぽかされたことによって生まれた空白によって、私の中はいつになく動揺した。

すぐに内側から湧いてきたのは相手に対する怒りだった。

「私をこんな目に遭わせたのはアイツのせいだ。死ね!」

という感情が湧き上がってきた。

殺意に似た怒りが湧いているみぞおちをトントンと指で叩きながら、この感情があるから、この現実を作り出していることを必死に思い出そうとした。

「目の前の現実は、ただの中立な映像で、感じているのは私の中だけ。」

相手の顔を思い浮かべ、スクリーン上にに映し出し、相手がただの中立な映像であることを思い出し、感情だけに集中しようとした。

この感情に意識を向けながら目を閉じ、プラチナシルバーのフィールドを見て、宇宙空間を意識し、本当の私の位置まで戻る。

感情を形にしてバイブレーションビルディングし、統合する。

統合しても、統合しても、怒りは収まらない。

「私の大切な1日を台無しにしやがって。」

ムカムカ、モヤモヤとした怒りを捉えるたびに、統合する。

浮き彫りになった怒りの下にあった無価値感と空虚感

自分の中の怒りを見つめ、統合しているうちに見えてきたのは、自分の中の無価値感と空虚感だった。

休職してから1年半、自分が興味あること、惹かれること、気になることを、お金に糸目をつけずに手当たり次第にやってきた。

当然、貯金はどんどん減っていき、節約せざるを得なくなった。

自分が本当にやりたいことは何か、必要なことは何か、厳選するようになったのだ。

11月8、9、10日は、そんな中、惹かれてはいたが、お金を節約するために選択しなかったワークショップやスクールが開催される日だった。

ワークショップやスクールに参加しなかったのは、お金の節約だけが理由ではない(あ、これを書きながら、お金を失うことの恐れも見えてきたので、統合した。)。

学ぶことによって満足し、「やっている気」になり、本当は「やっていない」自分に薄々気付いていたからだった。

イベントに参加することによって、自分の中にある何かから目を背けている自分と真正面から向き合い、そこから脱却しようと、無意識の領域で決めていたのかもしれない。

その何かが、無価値感と空虚感という、私の中の2大バイブレーションだったのだ。

私は、腹をくくり、今日という日は、このバイブレーションを完全に統合するために費やそうと決め、統合し続けた。

統合ができていなかった自分に茫然自失

そして、夜8時。

午前10時のアポをすっぽかした相手がzoomに現れた途端、私の中で再び怒りがこみ上げてきた。

私は呆然自失した。

朝10時からずっと統合し続けたのに、統合できていなかったのか・・・。

どうしもようもなく相手を睨みつけている自分がいる。

そんな私の波動をキャッチして、相手もビビっているのがわかる。

私はいたたまれなくなり、相手のワークを行った後、自分のワークは一人で行うことにして、その日のミーティングを中断したのだった。

目の前の現実と感情とはなんのリンクもない。

目の前の現実に感情をくっつけて体験しているだけ。

あんなに耳にタコができるほど学んできたことなのに、全然できていないじゃないか、自分・・・。

落胆を通り越して呆れた気分になったが、嘆いていても仕方がない。

統合できていないものは、できていないのだ。

気を取り直して、目を閉じ、プラチナシルバーのフィールドと宇宙空間をしっかりイメージし、100の位置をしっかり第3の目で見て、統合した。

「こんな大切な日になんの予定もないなんて・・・。」

翌日は11月11日、神性なるスタートを切る日。

朝、ベッドの中で目が覚めた私が真っ先に思い浮かんだのは、「今日という一日をどうしよう」だった。

こんな大切な日になんの予定もないなんて・・・。

手持ち無沙汰になって宙に浮いた気を落ち着かせるためにも、毎朝のルーティーンの瞑想を始めることにした。

瞑想に入る前に、ワークをする相手を募集する告知をアバターのウィザードLINEグループに投げた。

グラウンディングとセンタリングのワークが終わり、心を鎮めたところでLINEをチェックすると、返事が来ている!

「10時半から11時半の間でご都合いかがですか?」

私はすぐに返事をし、10時半からのワークに備えた。

「堪え難い」という信念を統合する

ワークでは、無価値感と空虚感をテーマにしつこい塊、そしてCHP(創造処理手順)とPI(しつこいアイデンテティ)のツールを使って統合した。

しつこい塊のワークでは、過去生で餓死しそうになって絶望にまみれ、水たまりの淵に座り込んでうなだれる男性、その次に、みぞおちのところに剣を突き刺されて殺される中世の男性のビジョンが見えた。

その時に感じた感情。

それは、「堪え難い」だった。

私が空白な時間と向き合いたくなかったのは、「堪え難い」という感情だったのだ。

この「堪え難い」という感情をバイブレーションビルディングすると、白いキクラゲみたいな物体に見えた。

それをCHP(創造処理手順)で消し、そして、PI(しつこいアイデンティティ処理)で消す。

すると、あれまぁ、スッキリ。

あれはなんだったのか、というくらい、自分の中がクリアに軽やかになるのを実感した。

アバターツールが面白いのは、自分自身で勝手に退行催眠が起こり、必要な過去生にアクセスし、当時の自分が抱いていた未消化の感情を癒せることだ。

そして、一番自分が向き合いたくなかった感情、今回の場合は、「堪え難い」という感情と真正面から向き合い、処理できること。

そして、その癒しと解放のプロセスをたった小一時間で処理できること。

何より、一声かければ統合に協力してくれる仲間に恵まれることだ。

おかげで、最高の気分で11月11日をスタートできたことで、私の中の幸福度数は一気に上がったのだった。

最高の気分で11月11日のスタートをきったものの、午後はまだある。

最高の1日をクリエイトするために、引き続き募集をかけたところ、夜の7時半から9時までワークに付き合ってくれる仲間が見つかった!

空虚感からの「堪え難い」を統合したら、見えてきた焦りのバイブレーション

ランチを済ませた後、外の空気を吸いに散歩をしがてら、ワークショップの復習をする。

いくら11月11日が神性なるスタートを切る日だとは言え、2時間のオンラインミーティングの約束がなくなったことであれだけの怒りと、その下にある空虚感と無価値感を体験した自分に、一体何が起こっているのだろうか?

私はこの体験から、何に気づき、学ぶ必要があるのだろうか?

高次のマスターとのワークをしているうちに見えてきたのは、焦りのバイブレーションだった。

休職して1年半もの月日が経ち、惹かれるもの、ピンとくるものに従って行動しまくっているのに、現実が一向に変わっていない自分に焦りまくっている自分がいるのだ。

そんな自分を見つめていくと、不安と焦りから行動している自分が見えてきた。

不安と焦りに反応し、振り回される形で行動している自分が見えてきたのだ。

さらに、夜7時半からのワークの時間が始まる前に、ふと目にしたInstagramのリール動画に反応する自分がいた。

「大好きなアバターができて幸せ♡」というメッセージに、私の中の不安と焦りが反応しているのを感じた。

ここまで見えたところで、夜7時半からのワークでは、焦りをテーマにすることに決めた。

本当の自分に一致して生きると決めて休職したはずなのに結果が伴っていない自分への焦り

11月11日夜7時半。

その日3回目のワークのコーチ役のKちゃんに、「何を処理したいですか?」と聞かれる。

「焦り」と答える私に、「もう少し具体的に状況を描写した方が処理しやすい」とのアドバイスを受け、より「焦り」の状況を詳しく描写してみた。

「本当の私に一致して生きるために休職して1年半も経つのに、何をするにしても不安と焦り、無価値感と空虚感から行動しているので、本当の私からどんどんかけ離れて行き、空回りして、時間とエネルギーとお金をダダ漏れさせ、浪費している状況。」

ここまで伝えると、コーチ役のKちゃんは、しばし沈黙した後、こう言った。

「もうちょっとキュッとまとめると、『本当の私と一致して生きると決めたのに、結果が伴っていない』ってこと?」

まさに、まさに・・・!

そう、せっかく休職したのに、結果が伴っていないことに、不安と焦りが募りまくっているのよ!

Kちゃんの的を得た指摘に膝を打ったかのように納得した私は、状況をこう説明し直した。

「本当の私と一致して生きるために休職して1年半も経つのに、不安と焦りから行動しているから、結果が伴わない。」

そして、その状況を創り出している私がどんな信念(透明な信念)を持っているのかを洗い出し、整合しない信念を消していくワークをスタートした。

結果が伴わないのは、現実にフォーカスしているからだった

すると、あれよあれよと、ボロボロと、透明な信念がこぼれ落ちてきたのだ。

  • 幸せになるためには現実を変えなければならないと思っている

  • 私が幸せじゃないのは現実のせいだと思っている

  • 現実を見て、不安と焦りを感じ、現実を変えようと思っている

  • 不安と焦りを感じるのは、現実のせいだと思っている

あらら〜涙

完全に現実にフォーカスしちゃっているじゃない・・・涙

「現実を変えるための統合しても、統合は起きない。
本当の私に一致するための統合をするから、統合が起きる。」

並木先生の教えを耳にタコができるほど聞いているはずなのに、全然できていなかった自分を目の当たりにする。

本当の私を生きると決めて統合しているのに、現実を変えるための統合になっていたからこそ、前日、午前と午後まるまる統合ワークをしても、統合が起きなかったのだ・・・。

もっと言うと、本当の私にフォーカスするのではなく、現実にフォーカスしているから、結果が伴わなかったことが見えてきた。

「本当の私を生きる」と言いながら、思いっきりエゴを生きていた

書きながら思い出しているのは、現実にフォーカスするのがエゴの役割だと言うこと。

つまり、本当の私を生きると決めながら、思いっきりエゴを生きていた、ということに気付かされた。

つまり、口先だけで、実際の行動が伴っていなかったということだ。

どうしてこうなっちゃったんだろう?

休職した当時から自分自身を振り返ってみる。

本当の私のバイブレーションは「こひしたふわよ」(心地よい、惹かれる、しっくりくる、楽しい、腑に落ちる、ワクワクする、喜びを感じる)。

このバイブレーションに一致して生きようと決めて休職したのだ。

ところが、いつの間にか、不安や焦りから行動することにすり替わってしまっていた。

同時に、「こひしたふわよ」のバイブレーションに一致しているものも見えてきた。

アクセスバーズだ。

アクセスバーズという「こひしたふわよ」に一致しているものが見えたのだから、それにフォーカスすれば良いものを、あれもこれも、といろいろなツールに手を出していた。

その結果、まるでロープが切れて岸から沖へと流されていくボートのように、どんどん本質から離れてしまった自分が見えてきた。

アクセスバーズに集中できなかった理由は何なのか?

それは、ズバリ、「アクセスバーズ1本では生活が成り立たないから。」

せっかく、「こひしたふわよ」という本当の私のバイブレーションに一致するものを見つけたのに、それを金銭的価値と結びつけて価値判断し、無いものにしてしまったのだ。

本質に一致することこそ、何ものにも代えられないプライスレスな宝物なのに、お金という物質的な物差しで価値判断することにより、その価値を無いものにしてしまっていた。

本質は非物質次元のものであり、物質世界の価値基準では計れないものなのだ。

本質の価値はプライスレスであり、その価値はお金では計れない。

本質の価値はそもそも比べられないし、その価値は唯一無二の絶対なのだ。

本当の私と一致して生きるために休職して1年半も経つのに、結果が伴わない私へ

10日朝10時、ミーティングの約束がなくなって、怒りにまみれた私に伝えたい。

約束がなくなって、本当に良かったね。

あの出来事は、ハイヤーセルフからのギフトだったんだね。

おかげで、自分の中の無価値感と空虚感と向き合えたし、
「堪え難い」という周波数も手放せたし、
不安と焦りとも向き合えたね。

何より、「本当の私を生きる」と決めながらも、現実にばかりフォーカスをして、現実を変えようとする動きだったから、統合が全然できていなかったことがわかって、本当によかったね。

エゴに振り回されていて、全然ハイヤーセルフを生きていなかったことに気づけて良かったね。

本当の私の価値は、この現実の物理次元の価値では計れないことが分かって、本当に良かったね!

本当の私の価値は、物理次元の3次元世界の価値とは次元が違うことが分かって良かったね!

本当の私の価値は、5次元以上であり、非物質界の価値だって分かって、本当に良かったね!

今、このタイミングで気付けて、本当に良かったね!

さぁ、もう、過去を憂うのはやめて、本当の私とつながる今ここに集中しよう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?