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らぶルーレット〜逆転恋愛白書〜第1話
第1話:婚活マニアじゃない!
数々の結婚相談所や恋活婚活サイト、マッチングアプリに登録して運命の相手探しをするも、余りにも高すぎる理想を求めるあまり完璧に条件が揃った相手には、いつまで経っても巡り合わず苦悩する32歳OLの赤井イト。
そんなある日ふと訪れたバーでクダを巻いていると、怪しげな老婆から話しかけられ酔った勢いで結婚相談という名の愚痴を…
「あのね…」
「私は普通の男で良いの!ふと
作品スケジュール帳2023.8/20(随時更新)
この記事は公開記事の感想やら進行具合やら、その後の展望やら、適当にコメントする随時更新メモです。
小説はプロを目指してるわけじゃないので、基本的には好きな時に好きな事を書くってスタンスですけど、完璧主義に捉われず一応それなりに完成させていこうとは思っていますので、作品中断など大目に見て頂けると幸いです。
【小説】《日本史小説》
・霞たなびく〜朧の女王 飯豊皇女〜
これは作品紹介のまま一旦ストッ
隋唐演義登場人物紹介(編集中)
《概要》『隋唐演義(ずいとうえんぎ)』は、明末清初の時代に褚人獲(ちょじんかく)が著した通俗歴史小説。20巻100回。
歴史書や小説の“読み物”や講談や戯曲の“語り物”などの人気を博した個性溢れる人物や物語を雑多に詰め込んだ為に統一性の無さが指摘されるが、『唐書志伝』『隋史遺文』『隋唐演義』『説唐』と時代を追ってエンターテイメント化して行く隋唐伝記物の流れの中で、歴史と虚構のバランスが大衆に最も受
鎌倉殿の十三人 頼朝死去までの簡単人物紹介③(朝廷、平家、奥州藤原氏編)
【朝廷】《朝廷の権力者たち》
平安時代の朝廷を牛耳る権力者といえば摂関政治の藤原氏が有名だが、その力の源泉は娘を天皇に入内させ皇太子を誕生させる事で外戚として権力を掴み取るという、極めて偶発性を孕んだものであり、不慮の死やその条件が崩れた時には既に崩壊の萌芽は芽生え、遂には白河天皇(しらかわてんのう)が意図せず譲位し上皇となった結果、天皇を傀儡として影響を与え得る外戚政治と同じ状況が産まれ、白河
鎌倉殿の十三人 頼朝死去までの簡単人物紹介②(坂東武者、文官編)
※★は13人メンバー
【概要】《板東の情勢》
板東の地は平清盛(たいらのきよもり)の後継者として目され平家の将たる器であった平重盛(たいらのしげもり)の眼の黒いうちは沸き立つ水が水面では静寂を保つかの様に安寧に治められていたが、突然の重盛訃報により関東に向ける眼が行き届かなくなると、再び熱を帯びて沸々と煮えたぎり始め、人知れず泡がポツっと湧いては消え静寂を装う、正にそんな危なげな状態が続いてい
鎌倉殿の十三人 頼朝死去までの簡単人物紹介①(北条一族、源氏一門編)
※★は13人メンバー
【北条一族】《義時の家族》
★北条義時(ほうじょうよしとき)=小四郎=江間四郎/小四郎(えましろう/こしろう」
小栗旬。本編の主人公。
北条家の次男であり、家督とは関係がなく純朴な青年として伸び伸びと育っていたが、姉が源氏の嫡流頼朝と結ばれ、兄がそれを好機として板東武者の野望を剥き出しに行動する事で巻き込まれ、頼朝の小間使いをするうちに、頼朝から信頼を得て秘書の様な立場に
ざっくばらん古代史!日本列島編
日本の歴史は神話から伝説、伝説から歴史に地続きで淀みなく進むので、どこから始めるかは難しいですが…
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幸いに日本書紀と古事記(以下記紀)では神様の歴史“神代”と人の歴史“人代”に別れているので、とりあえず神代はスルーして、人代から…とはいえ人代も初めの方はまだまだ伝説めいた霞が掛かっていますので、気にしながらではありますが簡単に日本古代史ざっくり解説していきましょう、ハイ!
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ちなみに考古学的
【旭日の美神〜神功皇后絵巻〜】序章:湖の女神
神功皇后という名を聞いたことがあるだろうか。
戦前の皇国史観により喧伝された古代史における三韓征伐を果たした女傑であり、戦後はその反動で卑弥呼と入れ替わるように一切の存在が史学会から抹殺された伝説上の女帝である。
しかし全てが虚構だったのであろうか。
おそらくはそうでは無いであろう事は最近の考古学成果から少しずつ見てとれる。
かといって真実かと問われると、そうも言い難い。
4世紀半ば頃の
作品原案【阿吽の仏師〜運慶と快慶〜】
鎌倉時代を代表する仏師の運慶と快慶の物語。
彼ら2人は良きパートナーでありライバルで、父が奈良仏師を代表する棟梁で生まれながらにして仏師として宿命づけられた運慶と、武士であった父が没落した事により何の後ろ盾も無いままに仏師の道に至った快慶。
彼らは慶派流祖の康慶の元で修行に明け暮れ、いつか2人で素晴らしい仏像を拵えようと夢を語り合う。
そして東大寺が全焼した事により大掛かりな国家プロジェクト
【美しく…ただ美しく… 〜三島由紀夫へ捧ぐ愛の詩〜】
昭和45年、11月25日。
ノーベル文学賞候補に上がる程の世界的名声を得ていた作家三島由紀夫が、自衛隊市ヶ谷駐屯地を占拠し蹶起を促す演説を打つも、バルコニーにて無念の割腹自決を遂げた。
しかし私の世代からすると、割腹自決した作家、と自決がまず先にあり、その自決した人物が作家であったという順序を経て記憶されるが為に、憂国の文士として頗る雄々しい姿でもって闊歩する情景が最初に眼に浮かぶ。
しかしな
作品紹介【霞たなびく〜朧の女王 飯豊皇女〜】
・霞たなびく〜朧の女王・飯豊皇女〜
主人公:飯豊皇女(古代天皇空位時の女帝)
5世紀後半大和の地…
〜天皇弑逆〜
安康天皇が連れ子であった眉輪王に寝込みを襲われ暗殺される。
全ては人の寝静まった静寂の中で始まった。
長兄の骸を前にその対応を巡って次期皇位継承者候補ともいうべき残された兄弟間で、お互いがお互いの共謀を疑い感情的な摩擦を強め、次第に喪に服す事も忘れて罵り合いとなった。
静寂