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3:低酸素の価値(Hypoxic Value)について
こんにちは、坪井玲奈です。
「低酸素ウェルネス™」について、筆を取り始めましたが、
まずは「低酸素の価値」(Hypoxic Value)を皆様にお伝えできればと思います。
一言でいうと、低酸素の価値は「体の代謝を上げてくれること」です。
酸素を少なくした空間(低酸素環境)にいることで、
私たちの身体の細胞は生命の危機だと勘違いをします。
そして、厳しい環境に追い込まれると、
体の細胞が活性化し、細胞レベルから代謝が上がります。
これが、低酸素空間の特徴です。
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私たちは、特に、体重の10%を占めている「ミトコンドリア」に着目しています。
ミトコンドリアは、
糖や脂肪を使ってエネルギー(熱)を作っている細胞で、
”体のエネルギー発電所”と言われています。
先日、学習院大学生命学科の柳教授から、
「ミトコンドリアと低酸素環境」についての興味深い話をお聞きしました。
身体の重要な機能を担う「ミトコンドリアの質」を良い形に保つことが
アンチエイジングに繋がると一般的に言われています。
ミトコンドリアを良い状態で維持するには、「適度な刺激が大事」。
なぜかと言うと、私たちの祖先である人類は、地球に誕生して以来、
過酷な環境を生き抜いてきました。
先進国を中心に、今、人類が未だかつてない程の飽食の時代を迎え、
これほど食料に困っていない時代はなかったと言われています。
実際に、メタボで困っている方も多いです。
しかし一方で、有り余る食料や美味しい食事により
栄養の飢餓状態が少なくなり、細胞への刺激が減少しています。
そのような意味からも、「ファスティング(断食)」で栄養供給の緩急を与えることは、
ミトコンドリアへの良い刺激になっているそうです。
また、食事だけではなく、酸素が少ない空間(低酸素環境)にいることで、
ミトコンドリアに刺激を与えることは「ミトコンドリアの質を維持する」
という意味では、良いのではないかと、柳先生よりご説明いただきました。
ますます、ミトコンドリアと低酸素の関係性は面白い!
かくいう私も実は、
『ライフスパンー老いなき世界』デビット・A・シンクレア著(東洋経済新報社)を読んで、1日のうち8時間は好きなものを食べて、16時間は何も食べない
というライトファスティングを実行しています。
私自身は、効果を実感していることもあり、柳先生のお話にうなづくばかりでした。
もちろん、ハイアルチで運動もしています^^
今後、私たちの体を細胞レベルから整えていくことに
「低酸素」をうまく活用することができるという可能性に、とてもワクワクしています。
低酸素の価値について、将来性を感じてくださった方は、ぜひ、ご連絡いただければ嬉しいです!
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