目の前に、気づくこと。
今週気づいたこと。得たこと。
メモです。整った文章じゃないけど、学びを綴ったものをまとめてみました。
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朝は自然に起きる方が気持ちがいいということ。
目覚ましがなくても人は自分の身体に取って充分な睡眠を取れれば自然と目が覚める。
そりゃそうだよね、だって時計ができる前から人はこの地球に住んでいるんだから。
小さな生き物から学ぶことは多いということ。
木曜日の朝に、家の近くの川沿いを散歩した。
川沿いに作られた階段を降りて川に近づいて座ってみた。水面が動いていたからよく目を凝らしてみると、アメンボがいた。「水中」でも「地上」でもない「水面」を選んだアメンボは、水面の上では王様。
今の社会で生きていて、たとえどこかの場所で負けてしまったとしても、きっと僕たちにはそれぞれ自分が1番輝ける場所があるんだろう。だから、なにかに打ちのめされたらこう思おう。
負けたんじゃない、僕のフィールドじゃなかっただけだ。
そしてまた自分が王様になれる国を探して歩いていけばいい。
音楽のちからはすごいということ。
歩いている時、テンポのいい洋楽をかけるだけで心が躍るように明るくなる。昔聴いていた曲なら、いつだってその時にタイムスリップできる。いつも歩いてる変わらない道だとしても、自分が映画の主人公になったみたいにノリノリで歩いているといつもと違った景色に見えるみたい。
植物や花に顔を近づけて、目を凝らして見たことある?私は子供の時以来、そんなことしてなかった。ああ、紫陽花ね、ああ、朝顔ねって決められた名前だけで判断してひとつひとつの花を見た気になってた。しっかりと見てみたら、びっくりするくらい複雑で、でも美しくて魅了された。
人との対話も同じ。職業や経歴というその人につけられたレッテルをはってその人を知った気になっても、それは全然本当の姿じゃなくて、ただ純粋に目の前にいる人を0から知ろうとする素直なコミュニケーションを、人は忘れてしまっている気がした。
電車の中で座っている人を一人一人よく見ていると、みんな違う座り方をしていてそれぞれ特徴があったこと。「みんな」なんて存在しないんだ。
楽しい出会いと気づきはいつも目的がない時に訪れること。
やるべき事に追われて、目的地を目指して進む時、人はうんと視野が狭くなる。元気に咲いている花にも、面白い作りをしているお家にも、川の中で日陰に隠れる鯉にだって気付かない。
ふらっと立ち寄った会館でみた不思議なからくり箱は、不思議な力と共に、いつだってやりたいことをやれって教えてくれた気がした。
好きになる方法だって、自分自身が決めていいんだってこと。好きになる=どんどん深く対象を知っていかなきゃいけないのだと思ってた。でも多分そうじゃない愛し方もある。
常に、世間的に言われてるのはこうだけど、自分にとってはどうだろうって問いかけることって大事だよな。
世界には、いいも悪いもない。社会的に何が正しいか、ではなくて、自分は本当は何がしたいかを本気で考えることが生きていくってことなんじゃないのかな。
愛していると言葉にしなくても伝わる瞬間、愛されていると言葉にしなくても伝わる瞬間、見えない幸せに包まれる瞬間。人は言葉にしなくてもたくさんのものを受け取れる力を持ってる。あとは自分自身が、非言語の力に気づいて、心を開くだけ。何も難しいことはない。多分そんだけなんだよな。
心にブロックを張らないで、ただ純粋に目の前にある存在を感じる事、その感覚を鋭く深くしていくことを自分は人生を賭けてやっていきたいなって思った。
世間的に認められて生きていくために取り繕って積み上げたハリボテの論理と経歴を全て引っ剥がして、子供の頃のような純粋な動機で世界を感じれるようになっていきたい。
才能が偏ってるって言われたし自分もそう思う。普通や当たり前は自分には通用しない。
だから自分が輝ける場所を探していくしかない。でも不思議とその時間は辛くはない。輝ける場所を探すまでの旅が、自分の偏った才能にさらに磨きをかけてくれる気がするから。