海外旅行で8日間、スマホなしで暮らして気づいたこと
こんにちは。
先日オーストラリアに行ってきたのですが、痛恨のミスでコンセントの変換プラグを忘れてしまいました。6泊8日という長い旅行で、おまけに子連れです。絶体絶命です。
昔の私だったら必死になって、オーストラリアに到着したらすぐに新しい変換プラグを探しに走りまわっていたと思います。
でも家にはすでに変換プラグが3つもあります。このオーストラリア旅行だけのためにもう一つ増やすのか?いや、できれば増やしたくない。
この数年、最低限必要な持ち物だけで暮らそうという意識を持って生きてきたせいか、今回の旅行では変換プラグを買おうという発想にはなりませんでした。
その代わり今回の事態には、いかにスマホを使わずに海外旅行を乗り切るかというチャレンジとして挑むことにしました。
◇
私たちの手元にある通信機器は、
私のスマホ、夫のスマホ、娘の非常用iPad、夫のパソコン
の4台です。
・私のスマホはもっぱら写真を撮るために使います。
・調べごとは、パソコンを使って宿で調べてから外出します。
・iPadには地図をダウンロードして、wifiなしで使えるようにします。
・夫のスマホは、いざというときの連絡手段としてとっておきます(Airbnbの連絡、フライトの管理など)。
この体制で8日間を過ごしたのですが、驚くべきことに何も支障がなかったんです!!
むしろ、スマホが常に手元にある時よりも、子供たちや外の景色、今体験していることに意識を向けることができて、ずっと充実した時間を過ごせたように感じます。
いつもだったら、「美味しいバーガーが食べたい。さてどこに行こう」と言って、スマホで検索していました。
ところが今回の旅行はスマホで検索する余力がないので、しばらく街歩きして美味しそうなお店に入ります。
すると、街中の景色へのアンテナがいつもより高く張っているので、普段であれば気づかなかった小さな出来事や、面白い風景に気づくことができるのです。
また、子供達との会話も、いつもより弾んだように思います(娘の日本語力が上達してきたせいもありますが)
さらにはデジタルデトックスしたオーストラリアから帰ってきてパソコンを触ると、キーボードが手に馴染まず苦戦しました。
それくらい、毎日ずっとパソコンやスマホを触ることで、手や首、体にも負担をかけてしまっているんだなと改めて感じることができる体験でした。
◇
というわけで、海外でスマホの充電器なしという、なかなかにチャレンジングな出来事を体験してきたわけですが、ハプニングというより幸運だったと思います。
日頃から、もう少し意識してパソコンとスマホから距離をとりたいと思ったオーストラリア旅行でした。