服を買わない意外なメリット4つ
今年は洋服を買わないと決意して、早くも8ヶ月が経ちました。
最初は洋服を買わないなんて、ちょっと大変かもしれないと思っていましたが、やってみると意外となんとかなります。というより、今の私にとってはむしろメリットの方が大きかったです。
明らかなメリットは、出費が抑えられること。
私は今は育休中で、収入が全くありません。
必然的に、何かを買うときは貯金を切り崩すことになるので、お金の使い道にはとても敏感になります。
そんな状態の私にとっては、服を買わないという判断はとても合理的でした。
2つ目に感じたメリットは、時間ができることです。
服を買わないと決意したことで、「SNSやウィンドウショッピングに費やす時間」が明らかに減りました。
洋服を常に探していた時は、デパートに行ってはめぼしい服を探したり、SNSを徘徊してはトレンドの服や似合いそうな服をチェックしたりしていました。
買わなくなってから初めて、洋服を探す、試着する、買うという行為に、これまでどれだけ膨大な時間を費やしていたのか、気づいてしまいました。
もちろん、洋服が好きだったり、洋服のことを考えている時間が娯楽である人にとっては、その時間を減らすメリットはないかもしれません。
でも、洋服選びの優先順位が下がってしまっている今の産後の私にとっては、2人目が生まれてからの限りある時間を、洋服の獲得に割かなくて良くなったのは本当に大きなメリットでした。
3つ目の、そしてこれが最大のメリットは、思考への負担が減ったこと。
「あれとこれを組み合わせて、あのズボンにはこのシャツが合いそうだから、今度試着しよう」とか、
「最近の流行りは、こういうアイテムか。まだ持っていないからあのお店で買おう」とか。
新しい洋服について一切考えなくて良くなったので、思考への負担が圧倒的に減りました。そして手持ちの少ない服を順番に着回すようになったので、日々のコーディネート選びに費やす思考の負担も減りました。
最後のメリットは、手放すべき服が明確になったこと。
手元の少ない服でやりくりしている状態で、それでも着ない服があります。服を買わない状態で過ごしていると、新しい服に埋もれないので、着られていない服が浮き彫りになってきます。
少ない枚数で着回しているのに出番がない服は、それこそ今後も絶対に着ない服ですよね。
おかげさまで、長年手放すことを迷っていた服たちも気持ちよく手放すことができました。
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以上、服を買わないことで感じたメリットを共有してみました。
2024年になったらまた服を買うとは思いますが、以前のように安易に服を買うことはなくなると思います。
でも、決して洋服選びの楽しさを否定しているわけではありません。今の私にとっては、洋服を買わないことがしっくりする決断だったというだけです。
ライフステージによって物事の優先順位が変わっていくのは必然ですので、また洋服とじっくり向き合う時がいつか来るかもしれません。
その時はその時で、また洋服との時間を楽しみたいなと思います。