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♯思い出 あの時の私

私はその時の自分が永遠であるかのように感じていた
こんなにも早く時間が過ぎることをまだ知らなかったあの日
私は車の中にいた

母が好きなユーミンの音楽
熱気がこもる車の匂い
だんだん冷たくなっていくクーラーの熱

どこに行くかは分からない
どこに行くのだとしても
私はずっと母と一緒にいるのだと思っていた

これが私の安心の風景

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