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「満足」vs「成長」
満足と成長ってどこか相反するような感じがします。
成長ってこれで十分って思うことだし、成長はもっと良くなりたいと思うことだからです。
あなたはどう思いますか?
現状に満足しているなら、それ以上成長しなくていいのでは?って思ってしまいます。もっというと、現状に満足しているのにそれ以上成長を求めるのはどこか贅沢な感じさえしてしまいます。
じゃあ、満足しているのに成長を求めるのは本当に贅沢なことなのか?って考えると、そうでもないような気がします。だけど、どうもスッキリしない。何なんでしょうね・・・。
もしかしたら僕の中に、「成長というのは、足りないものを埋めること」という思いがあるのかもしれません。
できないことができるようになる喜びってあります。それって成長だと思います。その「できない状態」を不足だと思っているのかもしれないですね。スキルが不足してるとか、ノウハウが足りないとか。
でももしかしたらそれは、僕の目線が不足に向いているだけかもしれない。完璧な人間なんていないので、足りない方を見れば何かが足りないわけなので。
楽しいからまたやりたくなって、またやるから結果的に成長する。本来、人はこういうものかもしれません。
ただ、今に満足していると、それ以上の成長を求めるエネルギーが湧いてこないような気もします。きっとそう思ってしまうことが、欠乏意識で生きているという証拠なんですね・・・。
成長にも「足りないからがんばる成長」と「楽しみながらする成長」と種類があるのかもしれない。
足りないところを埋める努力は大切かもしれないけれど、今の時代は好きなところをもっと伸ばす努力の方が大切な気がします。
学校の勉強では5教科で500点満点なので、苦手を克服することが大事だったけれど、社会に出てからは1教科だけで500点を取ることもできます。
「足りないからがんばる成長」が悪いわけではないけれど、「楽しみながらする成長」の方がいいなぁ。
そのためには、今に満足することと、今を楽しむことが大切かもしれないです。