自己犠牲と幸せ

わたしは綺麗な空と景色を眺めることがとても好きです。

でも忙殺され自分を見失っていた時は、それらには気にも留めず「そんなことをしている暇はない」と目の前のことに必死に生きていました。

しかしそんな自己犠牲をした結果、いつまでも苦しく辛い日々が続き、最後にはすり減った心と体になってしまい、自分が何のために生きているのすらわからなくなってしまいました。

それこそ本当の地獄でした。

そもそも自己犠牲をしている時点で「幸せは自分を犠牲にする事でトレードして手に入るもの」という思い込みを持っている証拠です。

そんな思い込みを持っている以上、永遠に自己犠牲を繰り返し辛く苦しい日々が続くだけなのです。

自分の好きなことをしたり、自分を労わること、休むことをすると、そんなことをしていて良いのだろうか、甘えてるんじゃないかと罪悪感を抱く人の方がまだまだ多いと思います。

しかしその罪悪感にこそ、今の負のループを断ち切るヒントが隠されているのです。

なぜあなたは罪悪感を持つのか。それは過去に周りから言われたり、そう思いこむような強烈な体験があったから。しかし今のあなたの生き方にそれを誰も強制していないことに気づいて欲しいのです。

それをマイルールにしているのは他でもないあなたの選択です。

罪悪感を解消することで、あなたが何をしてどう生きたいのかが初めて見えてきます。

それがありのままの自分を知り、ありのままの自分として生きるということです。

自分の人生を自分が望むように生きられないのなら、あなたはずっと幸せを叶えることはありません。

誰かがいったこと、誰かの価値観で生きるということは自分を殺し、他人の人生を生きることです。
あなたはそれで良いのでしょうか。

たった一度の人生です。自分の望む生き方をしませんか？それを叶えられるのは自分です。

他人からのしがらみから解放され、ありのままの自分として生きてみませんか？

そのために必要なのは、ありのままの自分を知ることです。

あなたは自分を大事に生きていますか？休ませたり好きなことをする時間を取れていますか？

今の自分を大事にできなければ、大事にされなくていい自分が未来に用意されるだけです。

今は未来に繋がっています。

今のあなたはどう存在していますか？

風羽　玲亜