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すべての書く人に読んで欲しい、私のお守り著書【書くのがしんどい】

TABIPPOが運営する「POOLO JOB」コースにおいて、ライティングを学び始めてから早2ヶ月。週に2本提出の執筆課題にも慣れてきた頃。
今まで文章なんて書いたこともなかった私ですが、2ヶ月試行錯誤しながら、がむしゃらに文章を書き続けてきました。しかし、なんだか最近、「書くのがしんどい」。
書くテーマが決まらなかったり、書く手が止まってしまったり、下書きだけが溜まっていったり...と文章を書く上で、たくさんの悩みを抱えるようになりました。
そんな時、ある本との出会いが私を変えてくれたのです。本を読むことで、悩みの原因と対処法を知ることができ、ある程度、悩まずに文章を書くことができるようになりました。
本の題名は「書くのがしんどい」。本書は、「誰でも書けるようになる」スキルとノウハウをまとめた本になっています。私と同じように、「書くことが見つからない」、「書き続けられない」など、「書くこと」に悩みを持つ人、全員に読んでほしい本です。

「書くのがしんどい」

筆者は、編集者として10年以上、文章に関わってきた「竹村俊助」さん。本書では、「うまく書けないんですが、どうすればいいですか?」という人の悩みに向き合う中で、竹村さんが見つけた「書くことがしんどい」の原因について詳しく説明し、具体的な対処法について教えてくれます。
「書くことがしんどい」ことの原因は、以下の5つ。

①書くことがなくてしんどい
②伝わらなくてしんどい
③読まれなくてしんどい
④つまらなくてしんどい
⑤続かなくてしんどい

5つの原因を1つずつつぶしていくことで、「書くのが楽しい!」に行き着くことができると述べています。

書けない原因はメンタルの問題

次に、私が本書の中で特に印象に残った、文章を書く上での重要な心構えについて、本書より抜粋してご紹介します。

多くの人が「文章が書けない」というとき、足りないのはスキルだと思いがちです。でも、ほぼすべての日本人は文を書くことはできるのです。手を動かせばできる。
実は文章が書けない原因は「スキル」ではありません。
もちろんいろいろな原因がありますが、いちばん大きいのは「メンタル」です。

なんと、竹村さんが言うには、文章が書けない理由は「スキル」ではなく「メンタル」にあるようです。書くことへの考え方や気持ちの持ちようを変えることで、誰だってスムーズに文章を書くことができると竹村さんは述べています。

その中で、文章を書く上で重要な心構えの1つとして、「書こう」とするのではなく、「伝えよう」とすることだと述べています。普段、メールやLINEでは悩まずに書けるけど、「書こう」と意識して書くと途端に手が止まってしまうことありませんか。メールやLINEでは、誰かに伝えようとするから自然と書けるのです。無理に新しく文章を生み出そうとせず、「伝える」ということを意識するだけで、文章が書きやすくなるそうです!

素材も集まった。思考も整理できた。それでも筆が止まってしまうとしたら、邪魔をしているのは「自意識」かもしれません。

筆者はまた、メンタル的な要因として、書けないことに「自意識」が影響していると述べています。自分への期待が高ければ高いほど、筆が止まりがちになってしまうそう。
まさに私の書けない理由は「これだ!」と納得しました。私は変に完璧主義で、書いている中で、「こんな文章でいいのかな」と思い、他者からの評価をずっと気にしてしまっていました。
対処法としては、「書けないのは自意識が邪魔しているだけだ!」と意識することが大事だそうです。自意識を捨て、とにかく書いて書いて書きまくりましょう。新たな一歩が踏み出せるはずです。

まとめ

今回は、「書くことがしんどい」という書籍を紹介しました。本書を読むことで、書くことにおいて、「しんどい」理由および対処法を学ぶことができます。また、文章を書く上で重要な心構えを学ぶことで、書くことに対するハードルを下げることもできると思います。文章を書くことに苦手を感じている方、全員に読んでみて欲しいです。

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