見知らぬ人からビブリオバトルに関する相談を受けた。
ーー「ビブリオバトルについて聞きたいことがあり、DMさせていただきました」
人生は物語。
どうも横山黎です。
今回は「『ビブリオといえば僕』をつくりにいきたい」というテーマで話していこうと思います。
📚見知らぬ人からDM
先日、僕のInstagramのDMに見知らぬ人からDMが来ました。アイコンを見る限り女性なんですが、アカウント名を見ても思い当たる人はいませんでした。
一抹の不安を抱えながら届いた手紙のなかを覗いたわけですが、以下の文章を目にした瞬間、僕の頬から笑みがこぼれました。
まさかまさかのビブリオバトルに関する相談をしにきてくれたのです。
ビブリオバトルとは、自分のお気に入りの本を5分間で紹介するプレゼンバトルのこと。高校時代から公式戦に参加していた僕は、これまでに2度、全国大会に出場することができました。
しかしまだ全国制覇の夢は叶えられていません。僕は今大学4年なので、全国大学ビブリオバトルに参加できるのは今年が最後。是が非でも優勝したい気持ちが強くあるのです。
そんな情熱を手に臨んだ大学大会、地区大会では無事に優勝することができました。果たして、3度目の全国大会への出場が叶ったのです。全国制覇の夢を叶えるまであと一歩の場所まで来たのです。
本の紹介の発表内容を磨いていくだけでなく、個人で集客することにも尽力しています。その理由については以下の記事をご覧になってほしいんですが、ビブリオバトルの認知の向上と、自分の挑戦の宣伝を兼ねてインスタで優勝したときのリール動画を公開していたんですね。そういったものを見てくれて、DMしてくれたのかなぁと思います。
📚ビブリオに関する相談
相談内容は、「今度ビブリオバトルやるから原稿を考える上で聞いている人の興味を引くための工夫やコツを教えてほしい」とのことでした。
普段noteで書いている調子で、「人の興味を惹きつけるためには『裏切り』と『共感』が必要で......」と丁寧に答えていきました。
簡単にいえば、他の人との差別化のために聞き手を裏切るような演出を考える必要があって、しかしそれだけでは共感を得られないから、普遍的で分かりやすい要素を織り交ぜなきゃいけない。聞き手が今何を考えているのか、どんな言葉をかければ共感してくれるのか、原稿をつくる上で考えないといけないのです。
気がつけば長文になってしまったんですが、しばらくして来た返事にはお礼の言葉がありました。喜んでもらえたようでよかったです。
そのときの返信で驚いたのが、実は相手の人、僕が優勝した地区大会の現場にいたそうで、そのときの僕の発表が「すごく上手だな」と思ってくれたみたいなんです。わざわざインスタのアカウントを探してDMするくらいに。
僕からしたら素直に嬉しくて、機会があったら是非お会いしたいなぁと言っておきました。せっかくですからね。
noteの記事もそうですし、インスタでもそうですが、最近僕はめっちゃ発信しているんです。あらゆる方向からビブリオバトルについて語っているんですね。
「本をきっかけにしたコミュニケーションって良いよね」とか、「5分間で魅力を紹介することっていろんなものにつながるスキルだよね」とか、「プレゼンはちゃんと準備しなきゃだよね」とか......。
そんな発信を続けてきたからこそ、3度目の全国大会に出場することができたし、僕の発表をみてビブリオバトルについて相談してくれる人も現れた。少しずつ重ねてきたことがちゃんと意味のあるものだったんだと気付かされた瞬間でした。
📚ビブリオといえば僕
全国見渡しても、ビブリオバトルにこんなにも情熱を注いでいる大学生なんていないと思います。それだけ傾倒できるのは、もちろん本を紹介することが好きだからでもあるけれど、それが人より得意だからでもあります。
本を紹介する度に「上手だね」と言われるし、全国大会に3回出場した経歴からもそれは言えます。
どうやら僕はビブリオバトルが得意らしい。
そう気付いたとき、やり方次第では「ビブリオ」という言葉をハックできる気がしました。「ビブリオといえば横山黎」という状況を作れるかもしれない。そう思えたんですよね。
「高校時代からビブリオバトルへの挑戦を続けてきて、ラストイヤーとなる今年、7年越しの夢を叶えにいく」という物語は、個人的には面白いし価値があるものだし、物語り方次第では他の人の心を動かすだけの力を秘めているとも思います。
ビブリオバトラーという肩書きが市民権を得るかどうかは分からないし、仕事になるかは分からないけれど、「好き」と「得意」を追求し続けた先にどんな未来が待っているのか見てみたいものです。
そのためにも、全国制覇の夢を叶えたい。全国で1番になって箔をつけたいんです。
全国大学ビブリオバトルの全国大会は、12月17日(水)12:00〜17:15に開催されます。場所は東京の昭和女子大学。無料で観覧できます。もし参加できるよって方は、以下のフォームに回答して送信してください。申し込み期限は12月6日(水)なのでお早めによろしくお願いします!
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僕の夢物語を聴きにきてください。最後まで読んでくださりありがとうございました。
20231119 横山黎
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