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桃太郎合宿のしおり

1,絵本『桃太郎』をつくる
2,みんなでつくる
3,合宿の可能性を探る


人生は物語。
どうも横山黎です。

大学生作家として本を書いたり、本を届けたり、本を届けるためにイベントを開催したりしています。

今回は「桃太郎合宿のしおり」というテーマで話していこうと思います。



📚今日から桃太郎合宿

今日から2泊3日で「桃太郎合宿」を開催します。

僕は時間をかけて、今の時代に求められている物語の絵本「桃太郎」をつくろうと考えています。鬼を退治する勧善懲悪の物語ではなく、鬼と友達になる共生の物語こそ、これからの子どもたちに必要な「桃太郎」だと気付いたのです。

そんなこんなで最近の僕といえば、桃太郎づくし。卒業研究のテーマは「桃太郎」だったし、クリスマスプレゼントにきびだんごをもらうし、桃酒や「桃太郎」というカクテルを好んで飲んでいるし、この前の3月3日(桃の節句!)には、「桃太郎」について1時間しゃべるイベントを開催しました。

そのイベントの最後には、絵本「桃太郎」をつくるという夢を宣言したのですが、さっそく絵本づくりに向けて動き出すことにしました。それが「桃太郎合宿」です。

部活の合宿みたいにひとつの場所に集まって、ひたすら「桃太郎」の物語についてみんなであれこれ議論しながら共同創作していくという企画。「共生」を謳うくらいですから、僕自らみんなでつくった方がいいし、絶対にそっちの方が面白いから、この選択肢を取ることにしました。

今回の合宿先は、2年前からnoteでお世話になっている大谷八千代さんのご自宅。先日ちょうどオンラインでお話する機会があって、そのときの話の流れで、「桃太郎合宿」を開催することにしました。今回はお試しなので、僕と、僕の親友と、大谷さんの3人で進めていきます。

今日の夕方にチェックインするのですが、それに向けて、今日の記事は合宿のしおりをつくろうと思います。
#しおりづくりって楽しいよね


📚桃太郎合宿の目的


まず、何故、桃太郎合宿を開催するのか、その理由について今一度整理しておきます。さっきの繰り返しになる部分はありますが、目的意識をもって臨むことが大事なので。

1,絵本『桃太郎』をつくる
2,みんなでつくる
3,合宿の可能性を探る

こんな感じですね。順番に説明していきます。

まず1についてですが、新時代の絵本『桃太郎』をつくることがいちばんの目的として掲げられます。「桃太郎合宿」は、今回の大谷さん宅で開催して終わりにするつもりは毛頭なくて、定期的に何度も開催していくつもりです。したがって、今回の「桃太郎合宿」で物語を完成させるつもりはないのですが、ひとつの答えは出しておきたいんです。分かりやすく成果を出したいので、仮でもいいから「桃太郎」の物語を完成させることを目的とします。

次に2についてですが、絵本『桃太郎』はみんなでつくると決めているので、今回も、そしてこれからもみんなでつくることを進めていくつもりです。そういえば、2年前、僕が初めて「桃太郎」に魅せられた頃、このnoteをつかって、小説『桃太郎』を共同創作していました。記事のコメント欄で他のnoterさんとやりとりをしながら、物語をつくっていったんです。あのときにも「やっぱりみんなでつくるっていいな」と思いました。「共生」がテーマの「桃太郎」ということもあり、僕はできるだけ多くの人を巻き込んで、仲間にして、絵本『桃太郎』をつくりにいきます

最後に3についてです。前に触れたように、僕は以前にnoteで共同創作したわけですが、そのときは無論、オンラインでした。また、僕は他の作品でも、何度かみんなでつくる可能性を探ってきましたが、基本的にオンラインでのやりとりが多かったんです。もちろん離れている人とでもやりとりできるからそれはそれで良いんだけれど、やっぱり僕は「対面」に希望を見出しているので、いつかがっつり対面で共同創作をしてみたいなと思っていたんです。それが今回というわけです。

「対面の共同創作の可能性を探る」という意味だけではありません。「合宿の可能性を探る」とは、「宿泊場所の可能性を探る」という意味もあります。4月からは、僕はゲストハウスの管理をすることになったこともあり、最近は「場所」、特に「宿泊場所」の使い方に意識が向くようになりました。この空間をどのように使えば面白いのか、日々そういう視点を持つようになったんです。その甲斐もあり、今回の「桃太郎合宿」を思い付いたわけです。今後もいろんな宿泊場所で開催していくつもりなので、対面でみんなでつくる可能性を提示するだけでなく、宿泊場所の可能性を提示することにもつながるかなと希望視しているのです。


📚桃太郎合宿の予定

3月18日(月)
16:00 チェックイン
    夕暮れの海を見る
19:00 決起会
   ・桃太郎合宿について共有
   ・方針を定める
   ・親睦を深める

3月19日(火)
7:00 起床
7:30 朝食
8:00 創作
   ※適宜休憩
12:00 昼食
13:00 創作
   ※適宜休憩
19:00 夕食

3月20日(水)
7:00 起床
7:30 朝食
8:00 振り返り
10:00 チェックアウト


📚桃太郎合宿のメモ

🍑絵本『桃太郎』の3本の柱

・「多様性」
自分とは違う存在を排除するのではなくて、違いを受け入れて、認める意義を伝える。

・「共生」
どんな相手でも退治せずに、共に生き合おうとする姿勢を持つ意義を伝える。

・「体験」
読者が主役になれるような読書体験を提供することを追求する。

※詳細↓↓↓


🍑現時点での絵本のすがた

・読者が絵を描く絵のない絵本
本を見開いたときの左のページに文章を綴り、右のページは白紙にする。読者がその白紙に絵を描く。
→絵で世界観を制限しないことによって、「多様性」を追求できる。
→読者が絵を描くしくみにすることで、「体験」を追求できる。
→表紙の絵を描くイベントの開催、子どもたち同士の読み比べなどによって、「共生」を追求できる。

・自費出版で流通に乗せる?
多くの「仲間」をつくるために、商業的に出版して流通に乗せる。自費出版か出版社持ち込みか。
※要検討


🍑合宿のこと

・相手を不快にさせるような言動は慎む。ただ、よりよい作品づくり、合宿企画にするためにも、本音で語り合うことを意識する。

・前に記した、3つの目的意識をもって臨み、最終日に作品づくりと合宿企画について振り返る。

・その宿泊場所だからこそ体験できることもできる範囲内で積極的に行う(飲食や観光等)

・とにかく楽しむ。




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