目指せ、一流の半人前
…ひと通り読み終えたところ。
『一流の半人前』って言葉が私の心に響いた。
三流大学出身者の極意
わたしの出身高校・大学は偏差値がたいして高くないの。いわゆる、Fランク大学出身者。
そうなんだけれど、自分としては特に不満にも思ってないし『わたしの大学はそんなにいい大学じゃないから...』と卑下したことなんてない。
むしろ声を大にして自分の出身大学名を叫んでも構わないくらいの勢いで、誇りを持ってる。生まれ変わっても同じ進路を選びたいと思う。
わたしがそう思える理由は、大学を卒業するとき、仲良くさせてもらってた先生から言われた言葉があるから。
それは、
目の前のことに集中しなさい、偉くなることに囚われず、驕らずに。役職や肩書きに振り回されず素直な初心を忘れないこと。
私はこの言葉をそう解釈している。
誰だって認められたいよ
にんげんだもの。笑
誰だって、自分の頑張りとか努力は認められたい欲求があるよ。
でもさ、褒められないことの方が多いよね。というか、ほぼ褒められないじゃん。世間は私の努力なんて完全にスルーしちゃってる。
既読スルーなんてもんじゃない、もはや未読スルーされてるって。これって切ないよね。
だけど、そこで腐らないこと。そこで不貞腐ると完全に爪弾きになると思うから。
腐っちゃうとさ、周りの信頼を失って自分の居場所がなくなって、結局は自分の不利につながると思うんだ。
褒められても要注意
逆に、自分の努力が世間に認められて褒められた時も気をつけた方がいいかなと思う。心のどこかに『自分は半人前なんだ』っていう謙虚な気持ちを持ってた方が生きやすい。
私なんてめちゃくちゃお調子者だから、褒められるとすぐに天狗になっちゃって、その鼻もぐんぐん伸びちゃう。
認められると、わかりやすくモチベーションが爆上がるタイプ。私は褒められて伸びるタイプ。
だからこそ、褒められた時が注意。調子に乗って相手を自分の思う通りに動かそうとするから。
何で(仕事ができる)私の話を聞けないの?!ってマジで思うもん。
周りから見たらホント嫌なやつだよねー…。他人はそんな私を見て『調子乗んなよ?』って思ってるだろうなぁ。
そんなんだから、しばらくすると、天狗の鼻はあっさり折られちゃうんだけどね。普通に嫌われる。で、反省する、と。
そんなわけで、『一流の半人前を目指す』ことは割と難しいんだと思う。でも、きっと『謙虚な向上心』で行動を積み重ねていったら、わりとストレスが少なく仕事を続けられるんじゃないかなぁ…と。