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スタイリストが考える”服を選ぶときのコツ”

ナマステ!

今日はお昼に浜松町で、同い年のアパレル関係でガツガツ働いている子とランチ。いっぱい刺激をもらった。友達が繋がりまくりで、最近そういう機会によく巡り合うので嬉しい。今は王子からポチポチしております。

本日は
「スタイリストが考える“服を選ぶときのコツ”」

ファッションスタイリストという仕事を初めて早2年。延べ200人くらいの方をコーディネートさせてもらった。この2年で、自分の中である程度の方程式みたいなものができて、今日はそれを皆さんに共有したい。

この世界には、数えることができないほどのたくさんのブランドがあって、その数以上に様々なアイテムがある。今では、ネットで服を買う人がかなり増えて、アパレル産業は衰退しているなんて全く想像ができないほど、日々新しいブランドが生まれている。

また、最近では「骨格診断」や「パーソナルカラー診断」など数値やデータで自分に似合った服を調べることもできる。

そんな選択肢が増えた中で、洋服を購入することが少し億劫になっている人はいないだろうか。また、診断系のデータに囚われすぎて、同じような、型にはまったコーディネートしかできない人が増えているのではないだろうか。

そんなファッション迷子の人に、少しでも気楽に好きな服を着て楽しんでもらいたいと思い、たった一つのコツを伝授したい。

それは

「その服を着た自分が、今よりもカッコよかったり可愛かったり自信を持って街を歩けるかどうか、を考える」

である。

これは、僕の個人的な感覚なので、あてにならない人もいると思う。だから、話半分で聞いていただいて構わない。ただ、特に女性に多いのだが、診断系に囚われすぎて、「好きな服が着れない」という人が結構多いのだ。

もちろん、自分に合ったアイテムやカラーを知ることは大事だ。だけど、それが必ずしも自分が「好きか」どうかは別問題である。そんなに気に入っていないけど、データには当てはまっているし「まあいっか」と騙し騙し買い物をしている人はいないだろうか。

そんな人は決まって、そのアイテムを「1年以上」着ないという話をよーく耳にする。そしてそのアイテムはタンスの中で長い長―い冬眠に入ってしまうのだ。

服は言葉を持たない自己表現であるといつかのnoteで書いた。だからこそ、いつもの自分より「自信が持てる」服をチョイスしてみるのがいいのではないだろうか。

スタイリストとして働いている時も、お客さんには必ず「この服は好きですか?いつもより自分がカッコよく(可愛く)見えますか?」と質問をする。サービスを受けてくれたお客さんは、服のことをよく知らない・疎い方が多い。だから、僕が勧めるアイテムを盲目的に信じてしまう傾向があるのだ。

だからこそ、「自信が持てる」アイテムが重要なのだ。僕が勧めたからと言ってそのアイテムを購入しても、納得がいっていなければ絶対にタンス行きとなる。それではお金も無駄になるし、その服もかわいそうだし、誰も得をしない。

もし、これから服を買おうと思っている人がいたら、こう自分に問いかけてほしい。「この服を着て僕は(私は)、いつもより自信を持って街を楽しく歩けるだろうか?」と。フェリベトウンラ!

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