「これ無理」シリーズ代謝編 その4 脂肪について
今回は、脂肪(脂質)について。
脂肪といってイメージされるのは、
「デブ」、「肥満」、「ダイエット」、「糖尿病」…
そんなところでしょうか。酷いですね。
「とにかく、体脂肪を減らさないと」と思ってる方も多いかと思います。
脂質とは
脂質とは、中性脂肪とコレステロールを合わせたもの。
さらに中性脂肪はグリセロールと脂肪酸に分けられます。
ややこしいので飛ばします。
とりあえず、脂肪と水の相性は悪いのです。(糖とは違って…)
ドレッシングをかける前、中身が混ざり合うようにシャカシャカ振りますね🆗
なのでコレステロールやら脂肪酸やらいろんな形にして、血液中を運んでもらうことになってます。
また、最近流行りの不飽和脂肪酸やらオメガ3脂肪酸やらいろいろ言われてますが、要は中性脂肪の炭素の長さや構造の違いでいろんな呼び方をされてるってことです。
中性脂肪のイメージしやすい図です。
炭素やら水素やらが「ギュンッッ!!」とくっついてる感じだと思ってください。
ちなみに糖は1g=4kcalなのに対して、脂肪は1g=9kcalもあります。
calは熱量の単位なので、脂肪はそれだけ多くの熱量をもっているということです。
肥満はムダじゃない!?
脂肪を多く蓄えてるといくことは、熱量をカラダに多く蓄えてるということです。
つまり、これからものすごい氷河期が急にきて食べるものが、無くなったとします。
一番長生きするのは、肥満の方でしょう。
なぜなら、体内に貯蔵してるエネルギー量が多いので。
なので、これから氷河期がくるかもしれないと思う方は痩せないほうがいいのです。ガンガン太りましょう。
私は、責任は取れませんので自己責任でお願いします笑
つまり、肥満の方は、「体内にエネルギーを貯蔵する能力」が高いのです。
運動と脂肪の関係
このように、熱量が多くエネルギーの源になる脂肪。
私たちの普段の生活場面や、軽〜中等度負荷の運動のときも脂肪はエネルギー源として使われています。
しかし、運動の強度が上がったときはどうでしょうか。
次回は、この話を糖と絡めてお話しします。
まとめ
・脂肪と水(血液)は相性が悪いので、いろんなもんに名前を変えて血液中を移動する。
・脂肪は、脂肪を構成する炭素やら水素やらがたくさんギュンッ!とつまってる。
・その分、もってるエネルギー量はめっちゃ高いが、激しい運動のときは使いにくいかも。
本日も、お疲れ様でした。
フォローして頂けると私はおっさんですが、大変テンションが上がります。
ギュンッッ!と言います⚡️⚡️