まずは自己紹介から。33歳。男です。 仕事は整形外科クリニックで理学療法士として働いています。 クリニックで働くかたわら、高校ラグビー部のトレーナーとしても活動中。 家は同い年の妻、3歳の長男、1歳の長女の4人家族。子育て真っ盛り。 人のために生きる。そして、自分も楽しむ。がモットー。 そのための努力は惜しまない。 だから、アンパンマンとラグビーが大好きです。 最近は、ミトコンドリアにハマり中。 noteをはじめるきっかけはメルカリ!?私がnoteをはじめよう
今回はこれまでの”復習”と”糖が脂肪に変わるメカニズム”についてです。 「脂肪を抑えた食事をしてるのに全然痩せない」 「ウォーキングやランニングなどの有酸素運動をしているのになかなか体重が落ちない」 なぜでしょうか。 痩せないどころか、誤った知識や方法はあなたを恐ろしい病、「糖尿病」へと誘っているかもしれません。 代謝の知識があればあなたの痩せない理由が分かり、どうすれば良いかの解決策が見つかると思います。 糖は脂肪に変わる結論からいうと糖は脂肪に変わります。詳し
前回のnoteで乳酸が産生される仕組み、乳酸が疲労物質なんかではないということを書きました。今回はさらに乳酸が疲労物質どころかエネルギー源としても利用されるということを書きます。理学療法士、トレーナー、普段トレーニングをしてカラダを鍛えてる人、代謝の授業が分かりにくいといった学生の方にもタメになればと思います。 逆に代謝の仕組み、乳酸の作られ方、使われ方がバッチリ理解できているという方にはおすすめできる内容ではありません。 乳酸ができる仕組み おさらい 何度も登場してき
今回は乳酸についてです。 乳酸というと、どのようなイメージを持たれてるでしょうか。 疲労の原因、LTトレーニング、悪者?いろいろあるかと思います。 代謝経路おさらい この図では、今まで糖(グルコース)、脂肪を原料としミトコンドリアの中で大量のATPを作っているということを説明してきました。 もう一度、代謝経路をみなおして欲しいのですが、乳酸はどこからできているでしょうか。図で示す青色で囲ったのが乳酸です。 そうです、ピルビン酸から出来ています。そしてそのピルビン酸
「これ以上分かりやすくは無理」をテーマにやってきた「これ無理」シリーズも勝手に5回目を迎えました。 これまで、細胞の代謝経路からATPのエネルギー源である糖と脂肪についてざっくりとお話しをしてきました。 今回からはようやく、運動と代謝との関係を書いていこうと思います。 これがわかれば、ダイエット、スポーツパフォーマンスupに活かすことが出来ます。 運動の強度によりエネルギー源が違う! この図を見てもらうとわかるように、運動強度が上がる(横軸が右に行く)と糖を使ったエ
今回は、脂肪(脂質)について。 脂肪といってイメージされるのは、 「デブ」、「肥満」、「ダイエット」、「糖尿病」… そんなところでしょうか。酷いですね。 「とにかく、体脂肪を減らさないと」と思ってる方も多いかと思います。 脂質とは脂質とは、中性脂肪とコレステロールを合わせたもの。 さらに中性脂肪はグリセロールと脂肪酸に分けられます。 ややこしいので飛ばします。 とりあえず、脂肪と水の相性は悪いのです。(糖とは違って…) ドレッシングをかける前、中身が混ざり合
今回は、グルコースをカラダに溜めておくためのグリコーゲンについて。 前回のおさらい細胞のエネルギー源になるブドウ糖(グルコース)。 しかし、グルコースとしては多く蓄えれません。 そのため、グリコーゲンとしてカラダに蓄えておくということを書きました。 グリコーゲンの蓄えは「肝臓」と「筋肉」だけ脂肪は「内臓脂肪」、「皮下脂肪」とあらゆるところに溜めておけます。 糖であるグリコーゲンはどうでしょう。 なんと! グリコーゲンは肝臓と筋肉にしか溜めておけません。 肝臓は
前回の「その1」では代謝経路全体像について、書きました。 前回のおさらい ・前回、細胞の膜は脂肪(厳密には脂質による二重構造)でできている。 なぜなら、水に溶けてしまわないように。 ・細胞の栄養は、血液からもらってATPを作ってる。 ということをお話ししました。 今回は「その2」として、細胞が作るATP。 その原料(栄養素)の一つである糖についてお話しします。 糖とはなにか 糖は炭水化物から食物繊維を引いたものです。 そのなかでも、今回お話するのはブドウ
取っ付きにくい代謝について、「これ以上分かりやすくは無理」、略して 「これ無理」シリーズとして連載していきます。 この連載が終わるころにはカラダの仕組みを細胞レベルで理解していただけると思います。 これを読むことにより、代謝に対する拒絶反応をなくし、難しく書いてある教科書を読むのが、少し楽しくなってもらえれば幸いです。 代謝経路全体像 全体像といいつつ、超ざっくりの代謝経路。 まずは全体像を理解してもらうのが大事なので。 少しずつこの代謝経路が好きになってきた私
新型コロナウイルスの影響もあってか、健康に関する情報は溢れかえってますね。 一体、何を信じたらよいのでしょうか。 流行りのダイエット法や食事法、権威のある人のいい加減な発言に振り回されるのは疲れますよね。 そこで、身体の専門家である理学療法士の私がお勧めするのは、 「代謝」を学ぶことです。 「代謝」というとなんか難しそうと思う方もいると思いますが、全くそんなことはありません。 人体に約60兆個も存在する(諸説あり)細胞たちがどのように働いてくれているかを知ることで
自分なりに理学療法士の成功について考える。 結論、今が楽しければそれでOK!! 「 え、、、 」 しかし、ここでいう楽しいというのは患者さんのために結果を出すこと、 そのプロセスを楽しめるということ。 理学療法士の成功とはなんなのか そんなもん分かりません。 人それぞれだとおもいます。 ただ、わたしは理学療法士になって臨床11年目でいろいろな経験をしてきた。 特にスポーツトレーナーとして活動を始めた若手の時は、ボスにしごかれまくりました。 またその話しは別