見出し画像

社会保障制度が変更されたのしってます?

最近、フリーランスとして働く方が増えていますよね。自分のペースで働ける自由なスタイルは魅力的ですが、気になるのが「社会保障」ではないでしょうか?会社員のように手厚い保障が受けられないのは、不安の種になりがちです。

でも、ここ数年でフリーランスの社会保障が少しずつ充実してきているんです。今回はその中から「労災保険」「出産に関する保険料免除」について、わかりやすくお伝えします!自分や周りの人がどんなサポートを受けられるのか、しっかり知っておきましょう。



労災保険にフリーランスでも加入できる!


「仕事中にケガをしたらどうなるんだろう…」と心配になること、ありませんか?これまで労災保険は、会社に雇われている人(正社員、アルバイトなど)が対象でした。でも、2024年11月から、フリーランスの方も「特別加入」という形で利用できるようになりました!


労災保険って?


労災保険は、仕事中や通勤中にケガや病気になった場合、治療費や休業中の生活費を補償してくれる制度です。会社員の場合は会社が保険料を払っていますが、フリーランスはこれまでほとんど利用できませんでした。

フリーランスが加入できる条件

フリーランスでも以下の条件を満たせば、労災保険に加入できます。
• 企業からの委託を受けている場合
例:広告代理店から依頼されて撮影を行うカメラマン。
• 消費者から直接依頼を受けた場合
例:家族写真の撮影を依頼されたカメラマン。

ただし、自分で作った写真集を販売するなど、委託ではない活動は対象外です。


保険料はいくら?


例えば、1日の基準額を1万円に設定すると、年間の保険料は 1万950円(月額約900円)になります。この手頃な金額でケガや病気の補償が受けられるのは安心ですよね。

具体的な例を挙げると、フードデリバリーの配達員や個人タクシーの運転手など、ケガのリスクが高い仕事をしている方には特におすすめです。


フリーランスの女性必見!出産に関する保険料免除


フリーランスの方が妊娠・出産をした場合、経済的な負担が気になりますよね。でも実は、「国民年金保険料」と「国民健康保険料」が免除される制度があるんです。

国民年金保険料が免除される期間

例えば、2024年5月に出産予定の方の場合、出産予定月の前月から4か月間、保険料が免除されます。これを具体的な数字で考えると…
• 保険料免除額:16,980円(2024年度の月額)×4か月 = 67,920円

免除される金額が大きいので、妊娠中や産後の負担を軽くできますね。さらに、この期間の免除は将来の年金額に影響しません。ちゃんと納付したものとみなされるので安心です!


国民健康保険料も免除に!


2024年1月からは、国民健康保険料も同じ期間で免除されるようになりました。例えば、出産予定月が2024年4月の場合、3月から6月までが免除対象です。

ただ、健康保険料の免除額は世帯ごとに異なります。自分が住んでいる自治体に確認してみるのがベストです。



フリーランスが知っておくべき3つのポイント

1. 条件をしっかり確認する
労災保険や保険料免除の制度には、それぞれ条件があります。自分が対象になるかどうかを必ず確認してください。

2. 自治体に問い合わせる
特に健康保険料の免除額や申請方法は、自治体ごとに違います。お住まいの地域の役所や相談窓口に問い合わせましょう。

3. 最新情報をチェックする
制度は改正されることがあるので、ニュースや自治体の広報を定期的に確認しましょう。


まとめ:社会保障を上手に活用しよう!


フリーランスとして働くことは自由度が高い反面、保障の薄さが不安材料でした。でも、今回ご紹介したように、労災保険への特別加入や出産時の保険料免除など、安心して働ける環境が少しずつ整っています。

例えば、年間1万円ほどで労災保険に加入すれば、仕事中の万が一にも対応できますし、出産前後の保険料免除で数万円の負担を減らすこともできます。このような制度をしっかり活用して、自分の働き方に合った選択をしていきましょう!
最後まで読んでくれたあなたが大好きです🥰
こちらの記事も良かったら見て見てくださいね!↓↓↓

いいなと思ったら応援しよう!