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【OT紹介③】常に挑戦を続ける2年目作業療法士

こんにちは、医療法人社団KNIリハビリテーション科 採用チームの真島です。

このnoteでは、東京・八王子市にある北原国際病院や北原リハビリテーション病院、そしてカンボジアのSunrise Japan Hospitalなどなど、私たち北原病院グループの取り組みをご紹介しています。

多様な環境や働き方で活躍しているリハビリテーションスタッフ(PT・OT・ST・MSW)と、その取り組みをインタビュー形式でご紹介していきます。

第8回目は、作業療法士(OT)の由本さんにお話を伺いました!

プロフィール

由本さんプロフィール

■氏名:由本 舞
■職歴:入職2年目
■どんな仕事をしているか:作業療法士、心臓リハビリテーションチーム、アロマセラピーチーム
■趣味/休日の過ごし方:読書と音楽鑑賞ですが、これから増えていく予定です!
休日は買い物をしたり、美味しいものを食べに行ったりすることが多いです。
ペーパードライバーなので、練習ついでに高尾山の方に遠出することもあります!

 今回は、由本さんが作業療法士としてどのように活躍されているのかを、今後の展望なども含めて伺っていきます。

Q&A

ー真島:はじめに、由本さんが作業療法士を志したきっかけを教えてください!

由本:高校生のころに、交通事故にあったことがきっかけです。
後遺症などは無かったのですが、3週間ほど入院していました。その時今後どうなるのか分からなくてすごく怖かったんです。
退院後に将来の進路を考えたときに、不安を感じている患者さんに寄り添えるような仕事は何があるのか、色々調べて作業療法士にたどりつきました。

ー真島:ご自身の交通事故の経験がきっかけになったのですね。由本さんは患者さんお一人お一人に寄り添って関わっていらっしゃるのが印象的です。それでは何故、北原グループで働こうと考えたのか教えてください。

由本:北原グループではないのですが、訪問リハビリテーションの事業所で臨床実習をさせて頂く機会があった時に、退院後の患者さんの生活を拝見してとても衝撃を受けました。
例えば、トイレまで歩くときには装具と杖を使用して下さいと、指導を受けて退院される患者さんは多いと思います。
でも実際に家に帰ってみると、毎回装具を着けるのは面倒だったり、トイレに行く回数が多かったり、何度も転んでいる方がいたり、四つ這いでなんとか行っているような方もいらしたんです。
セラピストとの練習中にトイレに一回行けたからといって、一日の生活の中でも同じように出来るとは限らないのだと痛感しました。
そこで、入院中から生活場面を想定したリハビリテーションが出来るような病院を探していました。そんな中、北原グループが取り入れていた「回復期入院早期からの自宅への外出訓練」に魅力を感じて選びました。

ー真島:退院した後の生活は、私たちセラピストにとっても患者さんにとってもなかなか想像しづらいですよね。外出訓練では、病棟では気が付かなかった課題や問題点が見えてくることが多いと思います。それでは実際に働いてみて、良い所だと感じる点を由本さんの目線から教えてください。

由本:良い点は2つあります。
1つ目は、先輩・同期・後輩すべてのスタッフが本当に話しやすく、相談しやすいという点です。患者さんや業務のことをすぐに相談できるので、問題解決までが速いです。
2つ目は、やりたいことや新たに始めたいと思ったことに挑戦できるところです。私が所属している心臓リハビリテーションチーム(以下、心リハチーム)は、私が1年目のときに、アロマチームは2年目のときに、リハビリテーション科のスタッフ主導で新たに発足しました。
患者さんのために取り入れたいことをそれぞれが考えてはいても、ここまで行動に移させてくれる病院は少ないのではと思います。

ー真島:たしかに相談しやすい雰囲気がありますよね。経験年数や職種の壁を越えて、患者さんのために何が出来るのか考えられる環境だなと私も感じています。
由本さんはなぜ心リハチームに興味を持たれたのですか?

由本:心リハチームは、循環器疾患をお持ちの方に対して、適切なリハビリテーションを提供できるよう他職種と連携したり、退院後の生活について指導したりしています。北原リハビリテーション病院には脳血管疾患の患者さんが多く入院しているのですが、それはイコール糖尿病や高脂血症など循環器疾患のリスクも高い患者さんということになるんです。私が循環器に興味を持ったきっかけも、担当した患者さんに重度の循環器疾患をお持ちの方がいたことです。循環器疾患についてしっかりと理解していなければ、運動によって状態を悪化させてしまうこともあると痛感しました。なので循環器に対する学びをさらに深めたいと感じ、チームに参加することにしました。

ー真島:患者さんに良くなって欲しいと思ってしている運動が、リスクになってしまうこともありますよね。効果的なリハビリテーションのためにも、まだまだ知らなければいけないことがたくさんあると私も感じています。
それでは、最後に由本さんがこれからやってみたいことについて教えてください!

由本:OTとしてやりたいことはピアカウンセリングです。ピアカウンセリングは同じ背景を持つ人同士が対等な立場で話を聞きあうことなのですが、今年から心リハチームの活動の一環として新たに始めました!どの患者様に話題を振るか、どのような話の回し方をするかなど、考えることばかりでとても難しいですが、回数を重ねて上手く会を回せるようになりたいです。
個人的には趣味を増やしたいですね。読書と音楽鑑賞が趣味なんですけど、なんだかありきたりですよね笑
自己紹介した時に記憶に残りやすいものが欲しいというのもありますが、患者さんの趣味を聞いたときに、少しでも経験があった方がその方のことをより理解出来るかなと思いまして!
入職してからウクレレを始めてみたんですけど、他にもたくさん趣味を見つけたいです!

ー真島:ピアカウンセリングでの由本さんのMC力に期待です!趣味が色々あると、患者さんとの話が盛り上がって信頼関係を築きやすくなったり、リハビリの意外なヒントになったりもしますよね。今度は是非ウクレレ演奏を聴かせてください♪
由本さん、ありがとうございました!

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今回は北原グループで作業療法士として活躍されている、由本舞さんにお話を伺いました。

患者様に寄り添って、患者様のために新しいことに挑戦を続けられる由本さんのお姿に、私も何ができるのか考えようと改めて感じました。

由本さん、ありがとうございました!

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北原グループでは、スタッフや患者様の意見や提案をもとに様々な取り組みを行っています。
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