「非常時に使える電気があることの安心」 防災アドバイザー藤原リサさんに聞く “防災の心得”〈後編〉
大学で防災を専門的に学びながら、オンラインイベントやインスタグラムにて【家族を守る防災対策】について情報発信されている防災アドバイザーの藤原リサさん。前回の記事では”防災の心得”についてお話してもらいました。後編では、非常時における電源確保の重要性とリサさんに体験していただいた空気発電池の感想についてお話を伺います。
- 非常用電源の重要性について -
ー 多くの備えが必要な家庭での防災において、当社は電源確保の重要性を訴えています。リサさんとして、災害時・停電時の非常用電源について思うところはありますか?
藤原リサさん(以下、藤原) 今の日本社会は多くを電気に頼っています。スマホ以外には情報を手に入れる手段を持っていないような人も多くいます。そういった中で非常時に電源が確保されていることは、被災者に安心をもたらすことに繋がると考えています。
ただ、非常用電源の重要性についてはまだあまり意識されていないように感じています。実際に被災した方々は「充電できないスマホを使うのをためらった」「いざ停電になると本当に真っ暗」「暗いと恐怖感から強いストレスを感じた」などの声をあげていました。参考にしてもらえばと思います。
当社のナオがアメリカで経験した停電についてこちらの記事で紹介しています。合わせてご覧ください。
ー 災害時の備えとして電源を確保するうえで重視すべきポイントはありますか? また、リサさんが実際に対策をされていることがあればぜひ教えてください。
藤原 災害時の電源はとても重要ではありますが、それをいかに負担をかけずに備えられるかということに重点を置いて考えています。
水や石油(ガソリン)といった燃料は災害時の貴重な資源です。できるだけ使いたくありません。また、いざというときに備えて充電をこまめにしておかなければいけないといったメンテナンスもかなり日常生活の負担になってくるように思います。
私自身は大容量のモバイルバッテリーに加え、普段から使う機会のある乾電池を乾電池式モバイルバッテリーのために多めに備蓄しています。非常用電源ほどの威力はありませんが、必要最低限の電源は確保できていると考えています。
非常用の電源があることで、普段と近いかたちで生活できるようになることも非常に重要なポイントです。
ー 発電機や蓄電器、ポータブルバッテリー、当社が取り扱う空気発電池など非常時に使える電源の種類も様々です。既存の商品で十分な防災対策は可能だとお考えでしょうか? もし足りないところがあるとしたらどんな点でしょう?
藤原 防災に十分ということはありません。しかし、様々な種類の非常用電源を組み合わせることで各家庭に合わせた非常用電源の備えができると考えています。
停電になったときに多くの人が困るのが、スマホなど情報機器への充電と明かりです。次に食事のことが続きます。
電子レンジも炊飯器もトースターも電気で動いています。オール電化のご家庭ならコンロもですね。ガスやカセットコンロでないと食事が何も作れないという状況では不安を感じられる方も多くいらっしゃいます。小さなキッチン家電であれば簡単に動かすことのできるようなパワーのある非常用電源がもっと手軽に手に入れば良いなと思います。
ー 今回、実際に空気発電池「エイターナス」を使っていただきました。どのような用途でお使いになりましたか?
藤原 家族とスマホの充電に使ってみました。使い方は非常に簡単で、機械の操作が苦手な方でも説明書を見ずに使うことができそうです。音もほとんどせず、まったく気になりませんでした。ただ、ケーブルが抜き取りにくく、壊してしまわないかハラハラしました(笑)
藤原 袋から出すだけで発電が始まるというシンプルさがとても良いです。燃料が要らず、危険性も少ないので、誰にでも優しいつくりになっていると感じました。コンパクトで収納の邪魔になりにくい点も良かったです。
辞書とほとんど変わらないサイズ感
ー 不便だと感じた点はありますか?
藤原 持ち歩くには重いと感じました(※ 編集部注:重量は2.5kgです)。また、USB充電をするにもコンセントのプラグを差すにも専用の機械を追加で購入し、それらを介さないと使えない点が少し不便に感じました。
価格も非常用電源の重要性を理解している人には納得かもしれませんが、そこまで意識が高くない人にとっては割高に感じられると思います。
両親の声もふまえると、10年で交換が必要なのであれば、5万円以上を出すことは難しいという話をしていました(※ 編集部注:保存期間は未開封の場合は最大約10年、推奨期間は5年です)。燃料が必要ないという点や、普段からの充電が不要であることを踏まえると値段が高くなることに理解はできますが、やはり高くて手が出しにくいという印象です。
非常用電源の重要性や商品ごとの特徴をよく理解している人にお勧めできる商品だと思います。
サブスクのようなサービスがあれば、一歩踏み出せる人は増えるのではないでしょうか。
ー 実は、サブスクのように、月額定額で常に新品を手元に備えておくことができるサービスの準備を進めています。4月の中旬頃にはお伝えできるかと思います。リサさん、この度はありがとうございました!
以上、今回は防災アドバイザーの藤原リサさんにお話を伺いました。
インタビューをご覧になり、空気発電池「エイターナス」に興味を持たれましたら、ぜひ当社のストアをご確認ください ↓↓↓
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- 編集後記 -
防災アドバイザー藤原リサさんは Instagram にて毎日!防災情報を発信されています。有益な情報が盛りだくさん。是非リサさんのアカウントを一度訪れてみてください。
▼ 藤原リサさんのInstagramアカウントはこちら ▼
( フォロワー数約4400人 / 2021年4月現在 )
https://www.instagram.com/risa_bosaiadviser/
また、こちらのブログではオリジナルの防災メソッドのテキストも配布されています。
普段の生活の中でできるほんの少しの努力で、家族を守れる母親になる
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