最も手軽な非常用電源「モバイルバッテリー」
「災害や停電時の電源？ 大切なのはスマホが使えて情報を得られることだよね、それなら普段使っているモバイルバッテリーで十分！」
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
たしかに停電期間が1日程度と短かければ、モバイルバッテリーで十分かもしれません。しかし、2018年に千葉を襲った台風15号や北海道大停電のときのように、数日間停電が続くことになったとしたら不安ですよね。
手軽に備えられるモバイルバッテリーですが、もし災害・停電時に困ることがあるとしたらどんな点なのかをまとめてみました。
困ること① 容量が足りない
近年、技術革新によってモバイルバッテリーの大容量化・小型化が進んでいます。売れ筋商品は、だいたい3～4回のスマホ充電ができる容量のようです。
ただし、公式のスペック容量と実際の容量には乖離があるので注意が必要です。モバイルバッテリーは充電時に電力ロスが発生し、一般的には記載の7割程度の容量しか実力を発揮できないと言われています。
また、使い方や保管の状況にもよりますがバッテリーそのものが劣化することにより数年で電池のもちが悪くなり、買い替え時期となること。満充電をしておいたとしても、自然放電によって月に数％ずつ容量が減ってしまうことなどから、非常時に備えてちょうどいい状態を保っておくのが意外と難しいバッテリーと言えます。
また、家族がスマホやタブレットを複数台もっていれば、それだけ充電に容量が必要です。家族が離れて行動する場合、それぞれのスマホやタブレットが充電されている必要があります。もし家庭にあるモバイルバッテリーが１台だったとしたらすぐに容量が尽きてしまいます。
困ること② 事故が増えている
心配なことに、近年、モバイルバッテリーの事故が増加傾向にあります。発熱・発火・過熱といった軽いものが約半数を占めますが、火災になってしまうケースも決して少なくありません。
衝撃や圧力を加えない、充電のときには近くに燃えるものを置かない、信頼できる生産者・販売者から購入するなど、注意も必要です。
モバイルバッテリーの事故に注意しましょう!（消費者庁）より
困ること③ 同時に1～2台しか充電できない
もうひとつの問題は、モバイルバッテリーの多くが一度に1～2台しか充電できないことです。普段使っているデジタル機器が多いほど、同時に充電・給電できなければ不便を感じてしまいます。
たとえば家族が多い場合、交互に充電をしていては時間がかかってしまいます。また、ノートPCで作業をしながらスマホを充電したい場合なども考えられます。
そうした使い方を想定するならば、一般的なモバイルバッテリーでは物足りない可能性が高いです。
いざというときに困らない十分な備え
いざというときに十分な電気容量が確保されていて、安全性が高く、充電や給電が同時にできる非常用電源。
モバイルバッテリーだけでは実現が難しいそのような備えに対して、ひとつの答えとなるのが、私たちがおすすめしている空気発電池です。
電池を保存袋から取り出し、空気にふれてはじめて発電を開始しますので、非常時に容量不足で慌てることがありません。またモバイルバッテリーに使われているリチウム電池とは異なり、発火・爆発の危険がありません。
USB接続タイプのデジタル機器をたくさんお持ちの場合は、最大6ポートで同時充電が可能なマルチサークルがセットになった「スマホ・タブレット用セット」が便利です。スマホであれば約50回のフル充電が可能。数日間停電になったとしても十分に持ちこたえられます。また各USBポートはどこに挿しても2.4Ａの高出力。急速充電に対応しています。
非常時でもノートＰＣを使いながらスマホを充電したい。そのようにお考えでしたら「Ａセット」がおすすめです。
付属のインバータにはＡＣ100Ｖのコンセントが２つ、USBポートも２ポートついています。これなら停電で暗い夜間でも、ＬＥＤ照明機器をつけながら作業をすることが可能です。
最近ではいろいろな種類がある非常用電源ですが、それぞれ一長一短があります。弱点を補うように組み合わせて、それぞれのご家庭にとってベストな備えを心がけましょう！
お問い合わせ
空気発電池に関して詳しく知りたい！という方は、こちらのカタログをご覧ください。
また、ご不明点などございましたら、下記窓口までどうぞお気軽にお問い合わせください。
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当社コーポレートサイトの問い合わせフォームをお使いください
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