
ズボラな人におすすめ「1冊にまとめる」ノート術|管理するものを極力減らそう
ノート術の誘惑
勉強や仕事の際に、
ノートを使うかルーズリーフを使うか
ペンを使うか鉛筆を使うか
悩ましいところです。
どの方法が効率的なのかを調べると、魅力的な記事や書籍がたくさん出てきます。
▼ノート1冊にまとめる
▼ルーズリーフを活用する
▼青ペンを使用する
私がおすすめしたいのは、ボールペンを使って1冊にまとめる方法。
ズボラな方、こだわりが強い方には、とくにおすすめです。
上で紹介した、『情報は1冊のノートにまとめなさい』にならっています。
1冊にまとめるメリット
情報を1冊に集約させることのメリットは、文字通り、管理が簡単だということ。
ズボラで忘れっぽい私の経験からのおすすめです。
インデックスを作る、定期的に筆を入れるなど、より有意義なノートにするために工夫はいくつもありますが、絶対に忘れてはいけないのが日付を記入すること。
それだけ。
メールやSNSのやり取りを見れば、自分がそのとき何をしていたのか(受けていた講義、取り組んでいたプロジェクトなど)を思い出すことはそれほど難しくありません。
日付の順にメモが並んでいるという大原則さえ守っていれば、内容を遡ることは簡単です。
私は怠惰な人間なので、テーマごとに使用するルーズリーフを切り替えて持ち出したり、複数ノートを使い分けたりする“丁寧な生活”はできませんでした。
使い分けようとしても、結局無精をして全部持ち歩くことになってしまうので、ノート一冊だけに限定する方が、結果的に荷物が少なくなりました。
ペンを使う理由は、鉛筆やシャープペンシルを使用すると消しゴムを併用する必要が出てくるから。
どうせ自分しか見ないノートなので、誤字は線で消しておけば大丈夫。
消えているということさえわかればいいのです。
このノートでは“こだわらない”
こだわりのつよい人におすすめしたい理由は、
このノートでは何もこだわらない
というルールを徹底しやすいから。
私自身もそうなのですが、新しいことを知ると、色々な方法論を試したくなります。
今度は万年筆を使ってみよう、京大式カードを導入してみようなどなど、思いついたことをできるだけ綺麗に実践したくなるものです。
自分が思うままに新しい方法を取り入れる一方で、こちらでは最低限に書き散らしておけばいいのです。
ほかでどれだけ凝ったノートを作り、あるいは挫折してもいいので、ここでは手を抜きましょう。
あまり長期的に保存するものでもないので、完成度は求められません。
そう思うことでハードルが下がり、実践しやすくなります。
ノートの種類にも、少しだけこだわるのがおすすめです。
雑に使うのがもったいなくなるほど高品質ではなく、使っているのがイヤになるほど低品質でもない範囲が個人的にはおすすめ。
私の場合、100均で1冊単位で売っているA5ノートがちょうどいいラインです。
“こだわらないこと”にこだわることで、シンプルな情報管理が可能になります。
投資も100円だけですみますので、一度「1冊にまとめる」ノート術を試してみるのはいかがでしょうか。