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#83:ダイエット(耳ツボ刺激)
ダイエット(耳ツボ刺激)・・・食欲過多による肥満
「ダイエットしたい!・・・でもなかなか・・・ねぇ。」今や、こんな会話が日常的になる程、ダイエットへの関心は尽きることがありません。
自分の自己管理をしっかりしないと、誰でもすぐに太ってしまう要素を体は本能的にもっています。
しかし、どうしても食欲が止まらない場合に、ツボ療法もダイエットの大きな手助けになります。左右の耳の反応点に刺激を与えることによって、異常な食欲、または間食を抑えることができます。でも、だからといって、耳のツボ刺激が脂肪を溶かすわけではないので、生活の不摂生(偏食や、就寝前の飲食など)をやっていては、効果は期待できません。
正しい生活習慣を行いながら、毎日真面目にツボ刺激をやってみましょう。そうしていると、「なんかもうお腹いっぱいな気が・・・今日はもう食べなくてもいいや!」という気分になってきます。耳ツボダイエットが効き始めている状態です。
1)『胃区(いく)』・・・耳の穴のすぐ上の出っ張りの端(後ろ側)辺り。
2)『肺区(はいく)』・・・耳の穴の後ろの平たいところ辺り。
3)『飢点(きてん)』・・・耳の穴の前の出っ張り辺り。
ツボの場所は、ある程度のゾーンとしてとらえても構いません。1)~3)の辺りを綿棒で、「つんつん」とつついてみて、痛かったり、ムズ痒かったりなど、他の部分と違う感じがするところ(毎日場所が変わることもある)を刺激します。毎食時の前に指や綿棒などで2~3分刺激を行うのですが、絶対に強く押してはいけません。耳を傷つけてバイ菌が入ってしまう場合があります(指で押すときは爪にも注意!)。
「これで本当にいいの?」というくらいの弱い刺激でも十分に効果が期待できるので、毎日最低2~3ヶ月はやってみましょう。
古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
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