見出し画像

#204:足先の冷え

『冷え』について面白い実験。
足湯につかる、青竹踏み、足指をグーパーする、そして昔から冷えに効くといわれる『三陰交(さんいんこう)』のツボに突起のついたシールを貼る・・・これらをそれぞれ10分行って、その後どれが足先が冷えにくいかを時間経過ごとに温度変化がわかるサーモグラフィーでみていくと・・・

1位が青竹踏み、2位はツボのシール、3位は足指グーパー、4位は・・・の順で足先が温まった状態が持続しました。
注目なのは、特に運動している訳ではない(足湯は別としても)三陰交のツボにただ10分シールを貼って刺激しただけが大健闘したってことです。(実験後の専門家のコメントでは、青竹踏みは足裏のツボ刺激と運動のダブルだから一番だったのではないか・・・とのことでした)。
三陰交のツボは、冷えによいことは知っていましたが、この結果で改めて、「ツボって効くんだなぁ~」・・って!? ・・・で、この実験を見てからは、この寒い季節は冷えに効くツボを刺激する事を重用視するようになりました。
三陰交の他にも次の『湧泉(ゆうせん)』や『太衝(たいしょう)』のツボも下半身の冷えに効果があります。

1)三陰交・・・足の内側で内くるぶしから膝の方へ指3~4本分上に上がった骨のちょっと後ろ。
2)湧泉・・・足の裏側で、足指を『グー』にした時に出来る(やや前側の)ちょっと窪んだところ。
3)太衝・・・足の甲で、親指と人さし指の骨の付け根が交わるところ。

寝る前にこれらのツボにエレキバンか、セロハンテープに米粒を一つ着けたやつを貼ってツボ刺激したまま寝ると下半身の冷えに効果が期待できると思います。ぜひお試しください。

古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

いいなと思ったら応援しよう!