斜陽産業とは言わせない。「ハートに届く価値」で尾州ウールと消費者をつなぐ三星毛糸・岩田真吾さんのトークイベントを開催します。
斜陽産業と言われているけど、新しい事業や商品を生み出して盛り返したい。消費者の心を打つ事業や商品をつくりたい。自分も社員も楽しく働ける会社にしたい。
そんな方々にオススメのトークイベント「リファラバさんと話そう~ハートに届く価値が斜陽産業を生まれ変わらせる」を7月25日(火)正午から開催します。
ゲストは、BtoBの毛織物会社だった三星毛糸(岐阜県羽島市)を、新ブランドの立ち上げで消費者とつながり、商品力を高めて、現在ではイタリア最高峰のオーダースーツブランド「エルメネジルド・ゼニア」や、ルイ・ヴィトンやディオールなどを傘下に持つブランドコングロマリット「LVMH」といった欧州の高級ブランドとの取引を拡大している5代目経営者、岩田真吾さんです。
岩田さんは、ファミリービジネスの後継者支援に携わったり、愛知県から岐阜県にまたがる毛織物産地「尾州」と消費者をつなげるクラフトツーリズム「ひつじサミット尾州」を企画したり、自社はもちろん、産地や地域を再び盛り上げる活動に取り組んでいます。
・斜陽と言われる産業にあえて入った理由
・消費者とつながって「ハートに届く価値」の作り方
・これから進んでいく道
斜陽と言われている産業、地域だからこそ、新しい事業や商品をテコにして「ハートに届く価値」を生み出せる。イベントでは、岩田さんとそんなことを考えていきたいと思います。皆さんのご参加をお待ちしています。
開催概要
日時
2023年7月26日(水)正午~12時50分
オンライン参加 定員50人
※申し込みいただいた後、参加URLを送付します。Zoom会議形式で行いますので、よろしければ画面をONにしてご参加ください。
※ランチタイムの開催となりますので、もちろん飲食自由です。お気軽にご参加ください。
参加費
無料
※お申し込みいただいた方には、イベント終了後に期間限定で、アーカイブ配信をご案内いたします。当日はご都合が合わない方でも後日ご覧いただけます。
主催
毎日新聞リファラバ編集部
タイムテーブル
11:55 開場
12:00 オープニング、登壇者紹介
12:05 岩田さんと司会によるトークセッション
12:35 参加者からの質疑応答
12:45 クロージング
司会は、毎日新聞リファラバ編集長の清水憲司と、300年以上の歴史を誇る名門酒蔵、勝山酒造(仙台市)を経営する伊澤家に生まれ、現在は日本酒体験を世界に広げる起業、海外輸出、レストラン経営に活躍している伊澤優花さんが務めます。
岩田さんはどんな人?
岩田さんの歩みについては、早稲田大学ビジネススクール・入山章栄教授による「わたしのファミリービジネス物語」に詳しく記述しています。ここでは、記事の中から、いくつかキーワードを抜き出す形で、岩田さんをご紹介します。
海外での強制労働や劣悪な労働環境。そうした問題がクローズアップされるにつれ、世界の繊維・アパレル業界は対応を求められることになりました。自分の着ている服は、世界のどのような場所・環境で生まれた素材から作られ、どんなふうに製品になり、作り手たちのどんな思いが乗せられて、自分の手元まで届いたのか。品質やデザインだけでなく、そうした消費者のハートに働きかける価値(情緒的価値)の重要性が高まっています。
岩田さんは、その情緒的価値に早くから着目し、消費者と直接つながる新ブランドの立ち上げを通じて「消費者発の開発テーマ」を集めて商品力を高めたり、羊飼いたちと消費者をオンラインでつないで、商品の源を感じてもらう取り組みを進めてきました。
岩田さんは2021年10月から尾州地域で年1回開催されているクラフトツーリズム「ひつじサミット尾州」を、地元の仲間たちと協力して企画、運営しています。商品の最終的な使い手である消費者に、楽しみながら産地のことを知ってもらい、作り手たちの思いを伝えていく。消費者に直接ふれあうことで、作り手たちのハートも熱くなり、モチベーションが上がっていく。そんな循環を生み出そうとしています。
岩田さんとのトークを通じて、斜陽産業が再び輝く方法を探っていきたいと思います。皆さんのご参加をお待ちしています。
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