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メタ認知と瞑想

「メタ認知」とは「認知していることを認知する」こと。

メタとは「より高次の」という意味。
メタ認知=より高次の認知

イメージとしては、考えている自分の、一段上からから自分をみているもう1人の自分がいる。

一段上からからみている自分は、考えている実際の自分を俯瞰し、「あぁ、そういうふうに考えているんだぁ」と認識する。また「こう言われたら、こう反応するんだ」と自分の状態を客観的に把握する。

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理屈はわかるけど、そんなことできるわけないよね。それができないから、みんな困ってるんだよね。

と言う声が聞こえてきそう。
私もそう思う(笑)

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瞑想する。
ただ自分の息に集中する。

ただ息に集中するのは難しい。
なぜなら、人は意味のない(と思っている)ことをやり続けられないから。

集中しようとすればするほど、雑然とした思いが、浮かんできては消え、また浮かんできては消えする。

突然、退職した同僚の顔が思い浮かぶ。昨日の晩ごはんが思い浮かぶ。小学校の頃の帰り道が思い浮かぶ。おばあちゃんと言った遊園地が思い浮かぶ。Nintendo Switchのログイン画面が思い浮かぶ。

雑念に意識がもっていかれるたびに、また自分の息に集中する。これを繰り返す。浮かんできた思いを、浮かんだままにし、ただ眺め、観察しつづける。意味付けをしたり、解釈したりしない。ただそれだけ。

これが、メタ認知で言うところの一段上から見ている自分の視点であることに気づいた。

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朝昼晩、短時間でもやっている。毎回うまくいかない。たまに思いのフローを眺めることができる。

これがわたしの、かすかなメタ認知


以上、今日も「考える葦」に来ていただき、ありがとうございました☺️


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