
ラスター王国物語やりこみプレイ記録
先日、noteに突如爆誕したゲームをご存じだろうか。
2024年note創作大賞ベストレビュアー賞のアルロン氏が生み出したアドベンチャーゲーム。その名も…
『ラスター王国物語』
略してラスモノである。
上記リンクから飛べばお分かりいただけるだろうが、プレイ方法はいたってシンプル。
物語を読み進め、用意された選択肢の中から自分の進みたい方を選ぶ。
選択肢にはリンクが設定されているので、クリック(スマホならタップ)すれば次のシナリオが書かれた記事へと飛ばされるという寸法。
これを繰り返すことで、エンディングを目指していくゲームだ。
アルロンさんとは日頃から交流があるのだが、その日仕事の合間にXを開いたら「noteのフォロー外していただいて構いません」とおっしゃっていて何事かと思った。

ヤバすぎ
どうやらこのゲーム、えらい分岐が多そうだ。
後のアルロンさんの記事によると、99記事あるらしい。
アルロンさんが投稿し終えたことを確認し、早速プレイしてみる。
「北の洞窟で、モンスターの咆哮が聞こえる」
おぉぉ…プロローグから雰囲気が抜群。私の脳内にはドラクエBGMが流れ出した。
さて、では早速洞窟の中に入ってみよう。
ザッザッザッザッ(おなじみの効果音)

洞窟内部のページに飛んできた。
さぁ、どれを選ぶか。とにかく最初は楽しもうと、気の向くままにポチポチ進んでいると、途中で「宝箱」が見つかることがある。
よしよし、開けてみようじゃないの。
中身は、なんとミミックだった!


まぁね、そんなことはね、想定の範囲内だから。
そんなことより宝箱を開けたらミミックだったっていう定番の罠が嬉しい。これぞRPGだ。何度ミミックのザラキに苦しめられたことか……。(またドラクエの話してるよ)
ここでこっちを選んじゃいけなかったのかぁ……と、再度マップを辿り、3回目のチャレンジ。
「END」の文字が見えて一瞬大喜びし、余韻のあるラストにちょっとしんみり。
こういう終わり方の物語も素敵~と感想を送ろうとしてコメント欄に飛んでひっくり返りそうになった。

な、なんだってーーー?!
感想なんて書いてる場合じゃない!(それは書けよ)
オタクの血が騒いでまいりました。
やるか、周回プレイ…!
最初は地道に記憶を頼りに進めていた筆者だが、アルロンさんの投稿数から考えて、どう考えても覚えられる量の分岐ではない。
だんだん自分のやっていることが分からなくなってきて、メモを取り始めた。
とりあえずさっき通った道をなぞって…通らなかった道を選ぶようにして…

分岐なめてた。こんなに左に寄る予定じゃなかったのに、もうスペースないんだが。
仕方ない。Excelよ、出番だ。
Excelで何をするか。
まず入口を設定して、選択肢を書き込み、選択肢のリンク先の記事を書き込んでいく。

各記事に書かれた機械的な文字列。筆者は階層を表しているんじゃないかと睨んで、最初の数字でセルを色分けすることにした。
こうしておけば、新たな階層に辿り着いた時分かりやすいはず……
あれ?
違う、これ、今のレベルとライフだ…!
何が階層だよ………!!!現状を分かりやすく示してくれてるだけじゃないか……!!!!!
そんなことは良いんだよ。私が見つけたいのは、TRUE ENDへの道筋なんだよ……!
もしかして隠しボタンとかある?文字が白くなってて見えないとか?ない?
※noteに文字色を変える機能はない
文字消されてるけど本当はリンク貼られてるとかある?
※noteはリンクが貼られている文字列にはアンダーラインが引かれる仕様であるが、そんなことは知らん
そんなことを考えながら無意味にスマホの画面をたぷたぷしていると、ある場所で今までにない気付きが。
そういうことかよーーーーッッ!!!
思わずスマホを投げ出しそうになったところをグッと堪えて。
メモを一旦放って新しいルートへ一直線……ではなく、ここでもまた分岐が、ある……。
ただ、それまでの雰囲気から(語り口はそんなに変わっていないんだけど)ガラリと世界の見え方が変わって、すごくワクワクした。
この感覚はプレイヤーの高揚感も大いに関わっていると思う。
そうして、どうにかこうにか辿り着けました。TRUE END。
あ~~~長かった。何周したんだろう。もう本当に何度ダイアン津田になったことか……。
しかし、まだ終われない。まだ回収仕切れていない分岐をすべて見るまでは……!
ということで、クリア後もせっせと周回を続ける筆者。だんだん、なぜこんなことをしているのか?という疑問が湧いてくるが、気にしないフリをする。
数時間かけて回収し終えたExcelの画面がこちら。

これをXに投稿したら、制作者のアルロンさんに「実際のマップ資料A4ルーズリーフ1枚なのに」と言われ、膝から崩れ落ちた。

いやまぁ確かに、自分が周回しやすいように「来た道に戻る」の後も一直線にメモっていったから、それでちょっと大げさな図になっているのかもしれない。
ちょっと整理してみるか。ついでにもう少し見やすくしよう(誰に見せるわけでもないという事実はこの際どうでもよい)。

いや、訳わからんて!!!
はい。というわけで、とっても楽しいアドベンチャーゲームです。
少しでも興味が湧いた方、ぜひプレイしてみてください。
最後にもう一回リンク貼っときます。
勝手にコメント晒しちゃったマイトンさんのラスモノ感想記事はこちら
いいなと思ったら応援しよう!
