見出し画像

どうやらおじさんウケが良いらしいアラサー女


社会人になって気がついたのだが、筆者はおじさんに好かれる。
いきなり #なんのはなしですか


といっても、熱烈なアプローチを受けるわけではない。ありがたいことにセクハラらしいセクハラの被害に遭ったことはないし、ましてや不倫まがいの自体が発生したこともない。
ただ単純に「可愛がってもらえる」というレベルの話だ。

とくに事務職時代はそれを強く感じた。
私よりも可愛い若手女子はたくさんいたし、いわゆる“女性らしい”とされている細やかな気づかいはそういうのが得意な子だったりお姉さま方がやってくれたし、飲み会の盛り上げ担当はザ・体育会系の男たちに任せていた。

それでもなぜか、おじさんたちは私と喋るのが楽しそうだった。何故。


自分で意識的にやってることは無い。全然思い当たらない。

愛想振りまいてラクな仕事だけ回してもらおうとかそんなことも考えていないし、ましてや媚び売って出世しようだなんて思ってない。むしろ媚びる方法を誰か教えてほしいくらい、私は媚びるのが下手。


「媚び」ができない私はただひたすらに目の前の仕事を黙々と捌く。捌けば捌くほどさらに仕事を回される。そして捌く。その繰り返し。

上手に媚びることができたらもう少し仕事が楽になったかもしれない。でも気づいた頃には時すでに遅し。
「こんな量できないですよぉ~」と言ってみても、上司からは「お前なら大丈夫!ガンバレ!」と言われてしまう。先輩に至っては「何今さらかわい子ぶってんだよw」と言う始末。
走り出してしまったら、もうそのレール上を進むしかないのだ。

一応断っておくと、先輩の発言は人によっては何かしらのハラスメントに引っかかりそうだけど、仲良しの先輩だったので許してます。あしからず。

そしてこの後、しっかりきっちり仕事をやってしまうのもまた私である。(筆者は存外マジメなのだ)
上司に「ほらな!お前ならできると思ってたよ!」と笑いながら言われるのがオチだ。

文句を言いつつも、中学生の頃はバリキャリになるのが夢だったので、仕事を評価してもらえると普通に嬉しい。素直に喜ぶ。圧倒的社畜体質である。


そんなわけで、職場での私はとにかく与えられた仕事は淡々とこなしつつ、おかしいものはおかしいと主張し、嫌なものは嫌と言う。そのスタンスである。
たぶん、おじさんに好いてもらえるような素養は無い。


強いて言うなら、ご飯をもりもり美味しく食べるようにしていたことだろうか。これだけは褒められたことがある。

食べることが好きなので、せっかく食べるならどんな時でも美味しく味わって食べたい。それが堅苦しい会食だろうと面倒な飲み会だろうと、食べ物に罪はないのだ。だからとにかく美味しく食べる。

そのポリシーを貫いて臨んだ飲み会では、いつものほほんとした上司に「君は本当に美味しそうに食べるねぇ」と言われた。その時上司の顔は、いつも以上にのほほんとしていた。

こんな顔

どうやらおじさんは若い子が美味しく食べてるところが好きらしい。飲み会に悩む若者たち、飲み会ライフハックとして覚えておくと良いかも。


あと、適度なタメ口におじさんは弱いらしい。
もちろん普段仕事ではきちんと敬語で話すのだけれど、元々口が悪いのでたまに素が出てしまう。
「なんで?」とか「え、嫌だぁ」とか。

上司は「コラ、タメ口っ!」と言いながら、声色が全然怒ってなかった。
上下関係に厳しいお姉さまですら「そんなこと言って、(上司が)まんざらでもなさそう」って言ってた。

顔文字みたいな顔で言われても恐くない

「適度なタメ口」はそれぞれのお人柄によりけりなライフハックです。許してくれそうかどうかや、相手との信頼関係の構築具合などなどを重々加味した上で、自己責任で試してみてくださいませ。

我ながら無責任すぎる


上記2つは強いて言うならコレかしら?と、挙げてみただけで、実際のところは全くの検討違いかもしれない。

全然怒ってなかったって書いたところも、本当はめちゃくちゃ怒ってたかもしれない。(そうじゃないと信じたいが)


おじさんたちは可愛くて愛想の良い気が効く女の子が好きなもんだと思っていたので、ちゃんと仕事してたら可愛がってもらえるもんなんだなぁと意外に思ったりした新入社員時代。もはや懐かしい。



ところで、私のnoteの読者層も存外おじさんが多いような気がする。
解析してるわけじゃないし、読者の方が本当のところおいくつなのかも分からない。アラサーと名乗りながらアラカンかもしれないし、おじさんを名乗りながら実はお姉さんかもしれない。インターネットとはそういうところである。

そもそも分析するほどのアクセスがあるわけでもない。
(その節については、無理しない程度にもう少し頑張りたいと思っている…)

だから確かなことは何一つ分からない。
でも、うっすらと、何となく、おじさんたちがよく「スキ」を送ってくれる気がする。


嬉しいとか嫌だとかそういう話ではなく(いつも本当にありがたいなぁと思ってます…!)、私の話すことっておじさんが好きそうな話ってわけでもないのに、不思議だなぁと思ったりするのだ。

確かに女子っぽい話題が多いかと言われるとそうでもないが…。

そもそもnoteのユーザー層に男性が多いからということもあるかもしれないし、私が意図的に女っぽさを出しすぎないようにしているからというのもあるかもしれない。

体感なだけで、実際のところは男女比半々くらいかも。
でも、これまでX(Twitter)やInstagramで繋がった人って、圧倒的に女性が多かったから、何だか新鮮。いただく感想とかも、目線とかが全然違って面白い。
noteって不思議な場所だなぁと改めて思うなど。(noteだからなのかどうかもよく分からないけど)


ところで、顔文字みたいな顔して怒ったフリしながらも私のことを可愛がってくれてた上司、いつも年末考査ですごく良い評価をつけてくれて、最速で昇格試験受けられるようにしてくれたの。
本当にありがたい話だよね。

でも、何度も言うが私は「媚び」ができない。
会社に媚びることができず、昇格試験は見事落ちた
(ここ、笑うところだよ!!!)


まぁ落ちることもあるだろうって思ってたら、そこそこ受かる試験だったみたいで、自分に自分で「まったくもう……」と言わざるを得なかった。

私が受けた昇格試験は小論文形式だったんだけど、結果と一緒に講評がもらえて。

ご自身の経験談にはとても臨場感がありました。

講評に書かれていた一文

いや、昇格試験で書いた文章で言われることじゃなくない?(知らんけど)

当時何書いたかもう全然覚えてないんだけど、確か自部署の労働環境もっと何とかしたいとかそういうことを馬鹿正直に書いたんだと思う。
(筆者がいた部署は他部署に比べてブラックだった)


当時の上司、せっかく受けさせてくれた昇格試験落ちてごめんなさい。挙句、上司が遠方に異動してる間に辞めちゃってごめんなさい。

今私は、落ちた昇格試験の講評に書かれた「臨場感がありました」という感想を信じて、日々noteを書いています。


マジでなんのはなし?




企画趣旨に合っているのか自信はないのですが、「自分語り楽しい!」と思いながら書いたので参加させていただきます。

私は色んな方の自分語りを読みにnoteに来ているところがあるので、このマガジンとっても助かります笑
みなさんとっても面白い。これぞnoteって自分は思ってます。



賑やかし帯はいつきさんの保管庫から拝借しました。いつもありがとうございますです。


復活した「なんのはなしです課」通信で自分の記事を紹介いただいています。

紹介いただいたのはこちら↓

上手に「之」を書く方法を探っているだけですが、投稿後に「芝」の字にも応用できることに気づきました。
気になった方はぜひ、読んで試してみてくださいませ。




いいなと思ったら応援しよう!

こじらせアラサーOLリィ
最後までお読みいただきありがとうございました!「面白ぇ女」と思っていただけたらスキ❤️やコメント、シェアのほど、よろしくお願いします。チップは私の執筆のおとも・マウントレーニア カフェラッテにさせていただきます!🙇‍♀️

この記事が参加している募集