これ読めばとりあえず何とかなる写真本
こんばんは、赫 斑点です。
本日は#PRFunho-photoclub用に、私なりの参考書籍をご紹介します。習うより学ぶ方が好きという方はこちらを先にご活用ください。
<目次>
・安パイに映えたい
・直球に「ポートレートの悩みを解決する本」
・時間の流れ、動きが見える写真が撮りたいときは
・Photoshop使えるようになりたい
・プロの現場のライティング技術を知りたい
・さらにキラキラでゴージャスな映え写真を極めてみたい!
・とにかくめちゃくちゃアーティスティックでモードな写真を知りたい!
・最後に
【安パイに映えたい】
→構図を覚える。
まずここが固まらないと始まらない。
何となくかっこいい写真だな、腑に堕ちる写真だな。
その感覚には、必ず「理由」がある。
…だって、人間だもの。
写真は化学と科学と物理学でできた芸術。
芸術といいつつ、そこには、何千年もの歴史の中で作られた様々な比率があります。
ピュリズムのような正確さは必要ないですが、「だいたいこういう風に主役を配置すればいい」というルールがここにあります。
この本は、読者との親和性が高い写真を採用して、簡潔な文章で説明をしてくれています。
私が「写真を仕事にしたいかも」と思い始めた大学2年生の時にこの本を購入して読みました。
入門本として、お勧めです。
【直球に「ポートレートの悩みを解消する本」】
表紙からしてわかります。
これは『女の子をウハウハ言いながら撮る』為の本です。
・・・嘘です。
とてもまじめに解説している本です。
内容の構成は「よくある質問に答える形式」。
例えば、PRFunhoの方でもご質問がありましたが、「暗いところでうまくとるにはどうしたらいいの?」に関連したような具体例が多数掲載されております。
ポートレートなので、基本は「被写体が止まっている状態」という設定での解説となりますが、止まっている状態を理解できれば、被写体が動いても応用を利かせることができるので、まずは基本を!抑えることが大事かなって個人的には思います。
【時間の流れ、動きが見える写真が撮りたいときは】
え?写真の話なのに動画の本勧めるの?
と思われた方。
その答えは、別のNoteで書きます(ここに書いていたら長くなったのでわけます)。
【Photoshop使えるようになりたい】
Photoshopの基本のキから、写真修正の場では欠かせない「移植」(コピー)の方法、その他「こんな写真にしたい」のケーススタディ解説付きの本書。1冊あればかなりカバーできる。3000円ですが、お金を出す価値はあります。
【プロの現場のライティング技術を知りたい】
All English.
現地で買うと28ドル95セントだそうです(値札が付いてた)(笑)
スタジオ(撮影用スタジオ)やロケーションごとにページが構成され、サンプルフォトとその解説などが掲載されているのですが、ポイントは「PLAN VIEW」「PERSPECTIVE VIEW」がついているところ!
カメラとライトをどの位置に配置すればいいか、人はどこにどの向きで立たせればいいかが図解されています!これがわかりやすい!マネしやすい!
【さらにキラキラでゴージャスな映え写真を極めてみたい!】
まるで絵画の中の女神がリアルになったかのような作品例がたくさん載っている本。
美麗な女性たちを涎を垂らして嘗めるように見る…ための本ではありません!
どうしたら、キラッキラでふわっふわな、幻想世界の写真が撮れるの?!がわかる本です。
HASEOさんの本はほかにも出ていますので、そちらもお勧めですよ。
【とにかくめちゃくちゃアーティスティックでモードな写真を知りたい!】
気晴らしに読むと、写真って異世界でイイな~って思える雑誌です。
新進気鋭のフォトグラファーたちの写真がたくさん載っています。
Vol.2は我らがもがちん(元でんぱ組inc.)!
この辺の雑誌まで読むようになると、あなたは普通に人を人として見られない変態になります(笑)
最後に…
私はカメラマンの専門学校に通ったわけではなく、大学では映画の物語や表象論をやっておりました。カメラの初歩の初歩の知識もないままスタジオに入社して、実践とここに挙げた本たちを読み、プランナーとして、助手としてがむしゃらに働いていました。
今、挙げてみて、私はカメラの仕事に多くの投資をしてきたんだ、独学をひたすらして現場でアウトプットしていたんだと改めて思い知らされゾッとしました。
夢中になるとは、こういうことなのかもしれないですね。
思い返せば、毎日100円のこんにゃくや140円のスムージーでおなかを満たして切り詰めて買っていた高価な本たち。
渋谷の文教堂で何時間も悩んで悩んで。
代官山の蔦屋書店まで歩いて行って、さらに悩んで悩んで。
切り詰めて浮かせた5000円札を握りしめて、
たった1冊の本をレジに持って行った。
130円の電車賃さえ惜しんで、
一日中動いて精神的に疲れてボロボロになりながらも、
知りたい。
楽しみたい。
ワクワクしたい。
先輩に追いつきたい。
という想いの強さが私を頑張らせたんだろうな、と。
そんなことを思い出しました。
たった3年前の話なのに、すごく昔のことのように思います。
ここに挙げた本たちが私を支え今も支えてくれています。
本への投資が人生を切りひらく、と誰かが言っていたような気がしますが、私はその言葉の通りだと実感します。
写真をやる人々にとり、勧める本は人それぞれだと思いますので、私の物はほんの一例として参考にしていただけたら嬉しいです。
それではまた(´-`).。oO
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