うんとこしょ

文書


白々しい。
関係、言葉、生き方、目の向き、フリックする指、人との関わり、感情、意思、

わざとらしい。

ワナビーも消え、縋る先というものは退散した。人に寄っ掛かって生きている。人に寄っ掛かって生きていく。1人で歩きたいと思えるほどに世界は輝いていない。

メタを愛することもしない。俯瞰より楽しいことは知っている。ただ、ノリきるにも体力は必要だ。どっちにも疲れた態度で接するが故に、私はますます白々しくなる。

消えるのを待つ。時効を待つ。許される時までひたすらに時間を潰す。感情を流す。必要なのは穏便な毎日。挑戦?後回し。確率は低い。なら穏便な毎日。丸くなる。大人になる。死に近づく。くだらない日常を回らせられずにまた無くし物をする。
ばかばかしい。くだらない。気を遣わせられる。気を遣わす。それで実感を得る。少々嫌気が差すのは日々寒くなるこの地に無関係ではないだろう。

やめてしまいたいとかはない。回避も逃避も起こらない。ピュアな感情があるとすれば、こなさせてください。特別な何かも要らない。ただこなさせてほしい。


たとえばこんな気持ちになったとする。心の中にぽっかり、ちょうど両手で丸を作ったサイズくらいの、穴ができたような気持ち。その原因は、目先の何か、まさに腹を掻き回される渦中の出来事ではなくて、もっと原始的なところにある。たとえば自転車の鍵を無くしたことを引きずってるだけだったりとか、寝坊をしてしまったことだったりとか、そんな感じのが2個続いた、とか。しかしなぜ言えるのかというと、素の状態で厭世的でなくなったからだ。特別な理由がない限り落ち込まない自分であるからだ。そうなったのは、ひとつ性格の歪みが解けたからとも言える。こんなにもベースが純な気持ちであることは本当に喜ばしい。ちょっと俯瞰気味のヤな性格だけど、ぜーんぜん可愛い性格だよ。こういう時は、冷静に、元々の原因のことを考える。そうすれば結構落ち着く。うんうん。

最後に一言:
精神が健康であればヨシだよ〜。

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