【2024年2月下書き】矜持について
世界に心を許しすぎるとなにも生み出せなくなってくる。
生み出すという行為は、世界と自分の差額を排出するということだ。
自分が世界の方に歩み寄ることを止めない限り、なにも生み出せず世界の潮流にただ飲まれていく一方である。
それでいいのかと問われたときのことを考えてみる。
今の私は確かに世界にかつてないほど近づいていて、生み出したい、捜索したいと思うエネルギーがかなり不足している。
そもそも私の中に創作欲というものが備わっていたのか、はたまた失ったもののプライドだけで作っていた