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Gensparkが有料化するらしいので、検索系AI”第3の選択肢”を試してみた

巷は「OpenAI o1」の話題で持ちきりですが、個人的にはコッチの方が深刻です👇

僕は普段、

  • Perplexity→普段使いリサーチ

  • Genspark→医療系、専門的なリサーチ

として使い分けているので、Gensparkが欠かせない存在になってます。

正直、PerplexityとGensparkのダブル課金はかなり厳しいので、どちらかに変わる”検索系AI第3の選択肢”を持っておきたいところ。

そんな時に上記のポストを見つけて、少し不安を煽られつつも、「Felo AI」の存在を知ったので、少し触ってみました。


ほぼPerplexity

「Felo AI」は日本の会社が開発したAIらしく、日本語対応は完璧です。

Felo AIは、東京を拠点とするAIスタートアップ企業であるSparticle株式会社によって開発されました[2][3]。Sparticle株式会社は、2019年に設立され、AI技術を活用したさまざまな製品を提供しています。Felo AIもその一環として開発され、多言語対応のAI回答エンジンとして注目を集めています[3][8]。

「Felo AI」

UIは”ほぼPerplexity”で、使いやすさに不安は感じないと思います。

検索モードを切り替えて使えるところなんかは、もろPerplexityですね。

X(旧Twitter)のみからリサーチできるのは、ちょっとありがたいかも。

Proサーチ機能も、まるっきりPerplexity。

無料版だと”1日5回まで”Proサーチを使えるので、制限を外したいなら有料課金する必要があります。

特徴は?

個人的に有用だと思う特徴は3つ。

  1. ソース数が多い

  2. 多言語からリサーチできる

  3. 回答が早い

マインドマップを生成する機能がデフォルトでついてますが、僕はMapifyを使ってるし、Mapifyの方がデザインが好きなので、あまり使わないと思います。

「Felo AI」に直接、概要や特著を聞いてみました。

Felo AIは、言語の壁を取り除き、グローバルな情報アクセスを可能にするAI駆動型プラットフォームです。以下にFelo AIの概要と主な特徴を紹介します。

概要

Felo AIは、自然言語処理と生成AI技術を活用して、ユーザーが自然な言葉で質問を入力し、複数の情報源から収集した情報を基に回答を提供するチャットボットスタイルの検索エンジンです[1][2]。このプラットフォームは、リアルタイムでの多言語翻訳や情報検索を可能にし、ユーザーが母国語で質問し、正確かつ信頼性の高い回答を得ることができます[2][4]。

主な特徴

1. 多言語対応
Felo AIは、日本語を含む15以上の言語に対応しており、ユーザーは母国語で質問を入力できます。これにより、言語の壁を越えてグローバルな情報にアクセスすることが可能です[3][4]。

2. 高度な翻訳機能
Felo AIの翻訳ツールは、単なる文字通りの翻訳だけでなく、文化的なニュアンスや慣用句も考慮した自然な表現を生成します[3]。これにより、より正確で自然な翻訳が提供されます。

3. クロスリンガル検索
ユーザーは母国語で質問を入力し、他の言語で書かれた情報源からも回答を得ることができます。これにより、グローバルな視点から情報を収集することが可能です[5][26]。

4. トピックコレクション
Feloのトピックコレクション機能は、ユーザーが検索結果や情報をコレクションとして保存し、後で簡単にアクセスできるようにします。これにより、長期的なプロジェクトや特定のトピックに関する研究が効率的に行えます[5]。

5. マインドマップ生成
Feloのマインドマップ生成機能は、検索結果を視覚的に整理し、情報を相互に関連付けて表示します。これにより、情報の全体像を一目で把握しやすくなります[5]。

6. 無料で利用可能
Felo AIの多くの機能は無料で利用でき、ユーザーは追加の設定や費用を気にすることなく、すぐに利用を開始できます[4]。

7. 高速かつ正確な検索
Felo AIは、先進的なアルゴリズムを使用して、迅速かつ正確な検索結果を提供します。これにより、ユーザーは必要な情報を効率的に取得できます[8][10]。

Felo AIは、教育、ビジネス、日常生活など、さまざまなシーンでの利用が期待されており、グローバルな情報アクセスとコミュニケーションを支援する強力なツールです[6]。

これらの特徴により、Felo AIは単なる検索エンジンを超え、グローバルコミュニケーションの新たな基盤となることが期待されています。

「Felo AI」

リアルタイムな情報にも対応してますね。

価格は?

2024年9月13日午後19時30分現在で、1ドル141円前後なので、わかりやすく計算すると、

142円×約15ドル=2,130円(月額)

になります。

Perplexityよりも安いですが、Pro検索は1日100回までとのこと。

まぁ、普段使いなら問題ない回数かもしれませんが、仕事も含めてリサーチする人にはちょっと不安な回数制限かもしれないですね。

裏側のモデルは「ChatGPT-4o」らしいので、性能自体は良いと思います。

他のモデルを選べるのも、やっぱりPerplexityの……。

僕の結論

今回は、「Gensparkが有料化するかも」という話から”第3の選択肢”を試してみたんですが、忖度なしに正直に言うと……

  • Gensparkは手放せない

  • Perplexityの代わりにはなるかも

という感じですかね。

やっぱりGensparkの『専門分野の深いリサーチ』は手放せないですね。

「Felo AI」はソース数は多いんですが、リサーチ対象として選択しているソースが、「浅い情報を取ってきている感」が否めないんですよね。

今後のアップデート次第で手の平を返すかもしれませんが、現時点では「”Gensparkの代わりにはならない”」が僕の結論です。

まとめ

僕は現在、ソフトバンクユーザーはPerplexity1年間無料の恩恵を受けているので、しばらくはPerplexityを使い続けます。

1年後に「Felo AI」がめちゃくちゃアップデートしてて、魅力的なAIツールになってたら、もしかしたら乗り換えるかもしれないという感じですかね。

とはいえ、現時点では無料だし、「Xをリサーチする」のは便利そうなので、Perplexity・Gensparkと併用しながら、使ってみようと思います。


でわでわ、次回の記事で!

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奥村 龍晃@AI整体師
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