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【リワーク日記】12月16日~20日 驚きの手続きへ


日記本文

福祉サービスを利用するためには区の保健所に複数枚に分かれる利用申請書、主治医からの意見書、会社からの意見書を提出する必要があると先週の内容で説明した。しかしそれはただ出して利用のOKが出るわけではなく、書類提出後に聞き取り調査が行われそれをもとに保健所で審査されて初めてOKが出るものなのだ。そこで俺は月曜日、リワーク終了後に保健所に寄り書類を提出した。自分で書く書類はともかく、問題は会社からの意見書である。意見書には休職期間を記載する欄があるがそこには「2025年6月〇日~2026年8月×日(2025年6月〇日の前日までは欠勤)」とされていた。これについてまず説明しようと思う。俺の会社は休職するとなるとまず有給休暇が消化される。その後欠勤扱いにはなるが有給満額のいわゆる療養休暇が6か月存在(俺の場合は2025年6月〇日の前日まで)し、会社内で休職扱いとなるのはそのあとからになるのだ(休職期間は傷病手当金を申請する必要がある)。まぁそれ自体は会社内の制度なので別に間違いではないのだが、問題は区の保健所から休職期間からしか福祉サービスを利用できないといわれたことだ。これが何を意味するのかと言えば

2025年6月〇日までB社(福祉リワークを運営する会社)に正規入所できない

ということなのだ。嘘やろ!?と思いながら頭が真っ白になる俺だった。もしそうなってしまったらこれから半年も待たなければならないってことになるし、復職ともなるとそこからもっと先である。「自分は休職と言われている。会社に問い合わせてほしい」と何とか振り絞って保健所の職員に頼み込むがその日は人事の担当者が誰も出ず。やむなく撤退して不安のまま次の日を迎えた。
その後母親と主治医にこれを相談しどちらからも「休務中なのは間違いないし単純に書き方の問題と思われるので会社の人事に問い合わせてみてはどうか」と言われた。

結論から言うとこの件に関しては翌日の火曜日の午前中の個別ワークの途中に人事・保健所双方に問い合わせてみたら「2025年6月〇日の前日より前も休職扱いのため今月以降から正規利用できる」と確認が取れたためこの件は杞憂に終わった。
ところが更なる唐突な事態が発生したのである。区の保健所に確認をとった後「今日15時半に申請書を提出と同時に聞き取り調査をすることができる」と言われた。今日とか急だなと思いながらも受けることにした。ただし15時半ということは15時に終わるリワークを早退しなければならないのでリワークのスタッフに相談のうえ早退し聞き取り調査に臨んだ。

で、聞き取り調査はというと割とがっつりいろんな事を聞かれた。俺の家庭環境のこと、なぜ休職してしまったか、リワークを受けたい理由、現在の体調や気分などなど。もっともこの時は産業医や会社の対応に不安を抱えていた時期であったため「大きな不安を抱えているがそれ以外には身体的・精神的な障害は持ち合わせていない」といった感じにこたえていったと思う…多分。急に決まったので何の準備もしていないものの、割とすんなり話すことができたと思っている。ただやっちまったか?と思ったのは発達障害の疑惑の件までしゃべってしまったこと、それから「審査に通らない可能性もあるんですか?」と聞いちゃったことである。これマジで通らなかったらどうしよう、なんて新たな不安の種が出てしまったのである。
ちなみに俺の区では審査が毎週木曜日だという。ただ、聞き取り調査の段階では審査がこの週になるか次の週になるかどうかまではわからなかった。だから正規入会は年明けかなと思った。しかし運のいいことに週末、リワークセンターのスタッフから審査が通ったことを聞かされ晴れて次週の月曜日から正規入会となった。

時系列がバラバラだがそれとは別にリワークセンターからも月曜日に聞き取り調査的なことが行われた。これは俺の支援計画に関して設計するためにリワークセンターのスタッフと面談するといったものだ。最初に幼少期や大学時代の勉学の様子や友達がいたかどうか、転職歴がないか、なぜ休職したのか、食生活はどうだったかなどいろいろ尋ねられた。
休職理由に関しては正直思い出したくもなかったけど「上司からの厳しい叱責と産業医面談ですげなくはねられたこと」と一言でまとめられることができているため「休職理由についてきちんとまとめられている」と高評価をいただいた。曰く、休職理由がはっきりしていない人もいるとのことだという。まぁ俺でも気づいていないほかの理由もあるかもしれないけどな。
とはいえ俺の最終目標はこの理由に対して克服したうえでの復職だ。再発防止策は自分で気づくしかないのだろう。そうはいってもリワークセンターでの状況や実績を会社や産業医にも理解してもらう必要があるため会社との連携や報告はしっかりしてもらいたく思う。そうすれば少しは彼らからの心証が良くなるかもしれない。とはいえ連携しているという連絡先は人事であるため、その人事が俺の職場に報告してくれなければ困るのだが。

また、家には彼女が週末実家に泊まるというため彼女が家に帰る22日から帰ることにした。次の週の25日の朝までいることにしたのだが22日には一足早くクリスマスを粛々と祝うことにした。サーティワンアイスクリームでポケモンアイスケーキを、ケンタッキーでチキンを購入、さらに彼女がグラタンを作ってくれとってもおいしかった。アイスケーキは昨年も食べたが口の中がシャリシャリパチパチして安定したおいしさだなと思った。恋人ができなかったらこういうことも多分してない。こういうイベントがあればあるほど一緒にいてくれて感謝!と言いたい。


あとがき

皆様、ご高覧いただき誠にありがとうございます!
実はとある事情でドタバタしたりパニックになったりしておりますがこの週を振り返ります。
区の保健所の手続きでは大変困惑したのはよく覚えております。
俺は半年も体験しなきゃいけないの…と突然パニックになり頭が真っ白になる…そんな感じです。
このころはまだ気持ちが不安定だったなあと振り返って思います。
困惑した時その場で乗り越えられるメンタルが欲しい…ぜひそんな方法ご教示いただけると嬉しいです。


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