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30代未経験者がWebマーケター(Webマーケティング)の仕事に転職できた方法!元販売職・元ピアノ調律師からWebマーケティング部の責任者へステップアップ

Webマーケターになりたい・Webマーケティングの仕事をしたいと思っていても、未経験だとどうすればWebマーケティングの仕事に転職できるのか、なかなか分からないですよね。

そこで今回はピアノ調律師というWebマーケティングの仕事とは関係のない仕事をしていた私がどのようにしてWebマーケターになったのかお話ししていきたいと思います。
(私の経歴について詳しくは運営者情報をご覧ください。)

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ストレートにWebマーケターになれたわけではない、営業職として転職

当時エクセルの改行もできないくらいのパソコンスキルだったこともあり、Webの専門職は無理だなと思い、営業職として転職しました。

まずは志望動機のストーリーを作る=志望動機をでっちあげる

ピアノ調律師というと、なかなか似たような仕事がないので潰しがきかないものです。
そのため、転職しようと考えた際、そもそもの志望動機を考えるのが難しいだろうなと思いました。

転職するからには「志望動機のストーリーを作る=志望動機をでっちあげる」ことが必要です。

私は社員調律師として、関連会社の調律師とお客様をマッチングする業務も担当していたので、このマッチング業務を志望動機にすることにしました。

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人材業界にターゲットを絞る

マッチング業務を志望動機にするため、次に業界を絞りました。
マッチングが大切になってくるという意味で人材業界をターゲットとしました。

株式会社パセリに出会い入社する

エン転職を使って、人材業界で絞りこんでいった際、各種スクールの集客支援をしている株式会社パセリを知りました。
パセリは「スクールに入りたいと思っている人とスクールをつないでいる会社」です。

面白そうだし、今までの経験も活かせるので志望動機も言えそうだなと思い、パセリの面接を受けることにしました。

1次面接は経営企画室の採用担当と社長

まずは一次面接。
性格診断テストもありましたが、主な判断基準は面接です。
志望動機はもちろんですが、会社の雰囲気に合っているかどうか、コミュニケーションがスムーズかどうか見られていたように思います。

採用担当との面接が終わると社長がやってきた

採用担当との面接が終わると、「この後少しお時間ありますか?」と聞かれ、「はい」と答えると、社長がやってきました。

おそらく採用担当の方が私のことを気に入ってくれたのだと思いました。

社長とは世間話や今後のビジネス展開などの話をしましたが、それとは別に前職の山野楽器の社長とパセリの社長が親しかったこともあり、ご縁を感じてもらえたように感じました。

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2次面接は現場社員と責任者

2次面接は現場の先輩社員と責任者が面接をしてくれました。
入社してからの具体的な仕事内容や働き方について説明していただきました。

2次面接の段階では、入社にあたって不安に感じる点を聞かれた際に、「1度に複数のことをこなすのが苦手なのでそこが心配」ということや、「前職でも最初から成果がでたわけでなく、だんだんと成果が出るようになってきました。要領良くスタートダッシュを切れるようなタイプではないと自分では感じているのですが大丈夫でしょうか?」というようなことを言いました。

そのことが、自分の弱みも把握できている人・他人に対して自己開示できる人と評価されたように思います。
そして無事に内定しました。

面接ではアピールすること・相手に対して自分が優秀だと感じさせるようにプロモーションすることに重きをおきがちですが、そうではありません。

ちゃんと会話のキャッチボールができていて、コミュニケーションがはかれていれば、多少の弱みを開示することは相手に安心を与えるきっかけになります。

もちろん弱みを見せるだけでネガティブな人間だと思われることは論外です。
相手が自分に対して好感をもってくれている・興味を持ってくれていると感じることができた場合に、少しの弱みを見せることがポイントです。

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営業として入社、でも成果はイマイチだった

営業として入社し、日々仕事しましたが、営業としては適性がなかったようです。
なんとなくうまくいかないなと感じながら1~2年が経った頃、社長から「営業に対してやる気がないように感じる、能力がないとは思わない。おまえがやる気になれる部署に異動させる。どこにいきたいか教えて欲しい。」という話があり、Webマーケティング部を希望しました。

Webマーケティング部に異動し、Webマーケターとして活躍

Webマーケティング部に異動になり、まずはLP(ランディングページ)の構成案を書く仕事、そしてリスティング広告の仕事、SEO対策としての記事作成の順で仕事をしていきました。
その他、仕事ができるようになってからは施策の立案実施やWebマーケティング部全体のディレクション・後輩指導などをしていました。

Webマーケティング部に異動して驚いたことは、自分としては今まで通り働いているつもりでも、周りがとても評価してくれるのです。

営業の頃と同じくらいの働き方、でも周りは評価してくれて、自分でも向いているなって感じ、そして成果も上がりました。

あとから振り返ってみると、「論理的に分析する力」、「読解力」、「仮説を立て改善していく力」「数字をどの面から切り取り、分析し仮説を立てていくか」など、Webマーケターとして必要な能力が、もともと自分に備わっていたからだと感じています。

そして、それらの能力が自分にあったのは、「本を読むことが好きだったこと」「小学生の頃、難しい算数の問題を延々と考える習慣があったこと」が背景にあるように思います。

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向いている仕事は楽ができる

Webマーケターとしての仕事は向いていました。
頑張って食らいついたからできたのではありません。

もともと適性があったのです。
営業には向いていなかった私にも向いている仕事があった。

そして、向いている仕事をすることは楽だし楽しいことでもあります。
是非みなさんにも、ご自身に向いている仕事に就いてもらいたいなと感じています。

最初からWebマーケターを目指していたらきっと転職できなかった、まずは志望動機が言いやすい職種に転職しましょう

ピアノ調律師だった私が最初からWebマーケターを目指していたとしたら、きっと転職できなかったと思います。

まずは志望動機の言いやすい営業に転職し、その後、Webマーケティングに異動になるという2段構えをしたことが功を奏したのだと思います。

私の場合は、最初からWebマーケターに狙いを定めていただけではありません。
たまたまのラッキーが重なってWebマーケティングの仕事ができるようになりました。
運が良かったのです。

しかしながら、みなさんが転職を考える際にはもう少し狙いを定めて戦略的にやっていく方が良いと思います。

どのような仕事に就く場合にも、前職とかけ離れた職種を選ぶ場合、私のような2段構えの戦略は使えると思います。

特に、中小企業の場合は、本人のやる気次第でいろいろな仕事をさせてくれることが多いです。
今回は私の転職経験を例に、2段構えで希望の職種に就くことについてお話しさせていただきました。


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