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『「うつ」と「躁」の教科書』②患者自身にできること

『「うつ」と「躁」の教科書(2003米)』ブライアン・P.クイン著
          
作者はクリニカル・ソーシャルワーカー
以下抜粋です。(★)は私の感想です。


第11章 患者自身にできること

1.気分障害と、その治療法についてできる限り学習すること。家族にも勉強するように頼むこと。

2.食事のほかにサプリメントを加える。
  ビタミンB、B6、C、マグネシウム、必須脂肪酸など。
 (サプリメントで直そうとしてはいけない。)

3.食事を変える

4.気分を安定させるための注意事項
・規則正しい生活、大事なのは睡眠
 睡眠時間を削っていろいろやろうとしないこと
・回復に向かい始めた時期は、できれば人との接触やイベントを避ける方が望ましい(★意外な指摘でした)
・家族への啓蒙(けいもう)とカウンセリング
・危機的状態の対人関係があれば断つ
 望ましくない相手にこだわり続ける自分の行動に、過去の両親の行動が   どう関係しているかを見つけ出そうとして、ずっと良くならずにいる人もいる うつがよくなると、積極的に対処できるようになる
・アルコールを控える  

5.毎日の気分と活動、重要な出来事の記録をつける

6.積極的に活動した方がいい場合もある

7.定期的に運動する

8.意識を逸らして(そらして)やりすごす(★興味深い記述です)

9.ストレス軽減法を学ぶ

10.患者たちで作るサポートグループに参加する


何かひとつでも、みなさんが初めて目にするものがありますように…。


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