『葬送のフリーレン』『前科者』感想メモ
リンク貼る元気もないので各自探してください
葬送のフリーレン
ファンタジー。アニメ化で無料開放になった時に途中まで読みました。主人公が過去の仲間との旅でやり残したことをなぞっていくだけの旅ではなく、新しい仲間との出会いもあるんですね。
役に立つのかわからない魔法を収集したり、本物かどうかあやしい魔術書を労働の報酬として貰い受けてるシーンは長寿からくるゆとりを感じてあって羨ましくなりました。(銅像の周りに咲かせる花の話も仲間が焦るくらいゆっくりしてましたし…)魔王を倒した魔法使いなのにボケていたり、面倒くさがったり、ドジもいいスパイスになってますね。
RPGやファンタジーに詳しくないので魔法使いの魔法は僧侶の魔法と違うなど戦闘では強くてもどうにもならないことが出てくる描写にもいいなって思いました。最強で何でもできるだけだと楽しくないですよね。
フリーレンが教わったり魔王討伐した過去の教えなどや仲間の弟子に教えたことなど現在がうまいこと交差していて私の人生もこうだったらよかったのになーなんて(停滞してます)
前科者
現代。刑務所から保釈された人と保護司の話(うろ覚えで書いているので間違っていたらごめんなさい)
最初に保釈された人の影が薄くなるくらい2番目に出てきた女の子が濃い。きっとこの先主人公が保護司としていろんな人の面倒を見てもかかわってくるのだろう。最初に出てきた人の話も濃かったのにね……
いろんな事情があって犯罪をおかして罪を償った人たちが出てくるのは分かるけど、主人公が何かを抱えてるのが気になります。新聞配達とコンビニのアルバイトで生活するのもやっとなのに更生の見守り、手助けするのは祖父が同じ役割を務めていたから、では弱いような気がして、主人公にも何か過去があるのかと思っていました。
恋愛面で人並みじゃないことを気にしている描写も読んでしばらく経って思い出せるくらい描かれているし、(モテ男だった父親を見て恋愛が嫌になってしまうのかも。)自分に何らかの欠陥?を感じていて要所要所に言及されているので気になりました。もしかしたらこれだけしつこく描いてるからって過去に何かあったかは具体的に描かれないのかもしれない。
さっき言及したこの2番目に出てきた女の子が人間を知りたいからかよく本を読むので名著の名前がよく出てくるけど、ついていけない……笑
この2作品が最近読んでいいなって思った作品です。他にもいい作品はあったけどnote削除されたら困るので、ネタを温めておこうと思います。