起業準備中の頃の自分へ
おはようございます。
今日の結論は「ビビってないで行動した方が良い」です。
▼ あの頃の自分へ
会社を設立して早5年目になります。
5年目で事業規模が変わらないというのは、
一流経営者からするとダメかもしれませんが、
僕は楽しい人生を送る事を優先するのでOKです。
昨日ふと「独立を目指していた頃の自分にアドバイスできるなら、どんな声をかけるか」と思い立ったので書いてみようと思います。
独立を目指す方の参考になるかは分かりませんが、あの頃の自分を思い出しながら書きます。
① もたもたするな。 早くやれ。
僕は起業しようかなぁと考えて「訪問看護ステーション設立ガイド」という本を買ってから、約2年後に起業しました。
行動が遅すぎです。
事業計画・資金繰計画などを何度も修正したり、市場調査をしたり(地域別の年齢別人口と事業所の数などを地図上にプロットしていた)、とにかく調査・準備・計画に時間をかけすぎでした。
完全に暇人だったんだと思います。
嘘です。ビビってたんだと思います。
そういった準備が全く役に立たないとまでは言いませんが、走り出してみると状況は変わるし、計画通りにはいきません。
計画通りにいけば良いわけでもありません。
さっさと走り出しておけば良かったと思います
② 信頼できる共犯者を探せ。
役員は僕1人で始めました。
「なんでも自分で決めたい」という驕りと、
「仕事で揉めたくない」というビビりで、
共同経営者は探しませんでした。
今も役員は僕1人ですが、良い視座をもっているスタッフがいて、いい話が出来ます。
信頼している誰かに相談できるって、とても心強いです。
(役員に引っ張り込もうと企んでいます)
これまでに心が折れそうなこともありました。
経営に関する苦悩をひとりで抱え込むより、
誰かと共有できた方が良かったと思います。
③ 足を使って地域に出ておけ。
超急性期病院から在宅医療へと急転向したので、地域に仲間がいませんでした。
起業後に地域の各所へ挨拶回りをしました。
病院勤務をしているときから、もっと地域に出ておくべきだったと痛感しました。
経営者になる前と後では、印象が変わります。
「○○株式会社の代表取締役の緒方」より、
「○○病院の理学療法士の緒方」の方が、
地域との繋がりは作りやすいです。
社長の方やり易いんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、繋がるべき相手は経営者ではなく、現場の医療介護従事者です。
現場の医療介護従事者と繋がるときは「訪問看護ステーションを経営している代表」という肩書きがジャマなんです。
僕に全くそのつもりがなくても、経営のために繋がりを作ろうとしている感が出てしまいます。
警戒されているのが伝わってきます。
経営者になる前から地域に出ておいて、「よく地域の在宅医療に目を向けていた○○病院の緒方が、ついに訪問看護ステーションを作る」という感じにしておけば良かったなぁと思います。
▼ 後悔はしてない
僕はふだん過去のことで悩んだり、後悔することは(ほぼ)ありません。
でも今回のように考えてみると「あの時こうすれば良かったのか」と思うことは沢山ありました。
長くなるので3つだけにしましたが、気が向いたらまた書こうかなと思います。
あの頃の僕に一言伝えるなら「ビビってないで行動した方が良い」というお話でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も素敵な一日をお過ごしください✨
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