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目的のために会社を創り、 目的のために代表を辞める。

おはようございます。
今日は久しぶりに少し真面目なお話です。

結論は「在宅医療への新しい挑戦を始めます」というご報告です。

▼ 新たに始める挑戦

5月から、地域のあらゆる医療・介護・福祉のサービス事業所の現場を体験してまわるという挑戦を始めます。

地域の各サービス提供者に同行させて頂き、現場を見学したりお手伝いをしたりする武者修行者みたいな感じです。

目的は「地域の在宅医療の質を上げる」です。

ところで、地域の医療介護福祉における最重要課題は連携だと思っています。
(詳しく説明すると長くなるので割愛します。)

少なくとも十数年前から「地域の連携が大事」と言われ続けていて、そこは誰も疑っていないと思うのですが…

「顔の見える連携が大事だけど、難しいよね。」
「連携できる場合とできない場合があるよね。」
「医療と介護の連携って難しいよね。」
「コミュニティの顔ぶれは固定されるよね。」

みたいな事が、ずっと叫ばれて続けています。

端的に表現すると
連携は大事だけど、できる範囲に限界がある。
だと思います。

このままでは、きっと5年後も10年後も同じことを言っていると思います。

すでに地域の連携を強化する取り組みは数多くあり、様々なコミュニティを作って地域の連携強化が試みられています。

しかし、そもそもコミュニティに集まるのは
「コミュニティに属する意志がある人」
「地域の連携に問題意識を持っている人」
であり、生存者バイアスが存在しています。

地域連携を目的としたコミュニティ内では顔の見える関係ができても、生活者を中心として作られた実際の在宅ケアチームではうまく連携できない…ということが普通にあるんですね。

それに対する具体的なアクションの一歩目が
現場に同行して地道に顔の見える連携を作る。
です。

僕一人だけが顔の見える関係を沢山つくっても、地域の連携は良くならないんじゃない?と思われそうですが、そこに関しては二の矢・三の矢を構えています。

そのあたりは、乞うご期待です。

とりあえず今日は、
挑戦が新しい段階に入ります。
というご報告でした。

▼ そろそろ社長を辞めよう

僕が訪問看護を提供する会社を創った理由の一つが、まさに今回の挑戦と同じ「地域の在宅医療の質を上げる」です。

創業は「質の高い訪問看護を作る」というアプローチと同時に、「地域に貢献するための収入源を作る」というアプローチでもありました。

当たり前ですが「ただ地域連携のために動き回る人」は成立しません。
収入が無いと、生活できないからです。

5年以上かかってしまいましたが、ようやく土台が出来ました。

会社が上手く経営できている限り、僕はそれ以外の時間を地域貢献に充てることが出来ます。

そして僕が地域に貢献すればするほど、会社の宣伝になり、会社が安定します。

実はこれ、僕が代表である必要はありません。
むしろ会社を宣伝してくれるフリーランスの人になった方が、メリットが多いと考えています。
なので、代表は後輩にお願いする予定です。

社長を辞めてフリーランスになるメリット
・会社経営に関するリソースを委譲できる。
・地域貢献の主目的が営利だと思われにくい。
・フリーランスの方が僕らしい。

代表を交代するには時間が必要だと思いますが、少しずつ準備を始めています。

せっかく会社が安定したのに、社長の座を降りるなんて勿体ない!と思われるかもしれませんが、僕が会社を作った目的は僕が社長で在ることではなく、「地域の在宅医療の質を上げる」です。

▼ サブアカウントを作ります

せっかく珍しい挑戦をするので、発信もしていこうと思います。

noteでは本名のサブアカウントを作って、武者修行の様子を書き記してみようと思っています。

stand.fmでも発信するかもしれません。

すごくニッチな内容なので需要は少なそうですが、アウトプットする事で整理されることがあるのは既に経験済みなので、飽きるまで気楽にやってみようと思います。

アカウントを作ったら、ご報告させて頂きます。
ご興味のある方は、気が向いたらご覧ください。

多死社会
2025年問題
心不全パンデミック…
避けられないなら、受けてたちます。

「在宅医療への新しい挑戦を始めます」というご報告でした。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も素敵な一日をお過ごしください✨



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